必殺シリーズ 備忘録

主に各回の名シーンまとめ
※『新仕舞人』『仕置屋稼業』をまとめ中!

第12作 江戸P・必殺商売人 第17話「仕掛けの罠に仕掛けする」

2016年03月07日 | 第12作 江戸P・必殺商売人



【ストーリー】

新次と正八は、上方から出てきたさちという娘と知り合う。
彼女は上方で風切の矢造という殺し屋に手籠めにされ、無理やり妻にされてしまったため、逃げ出してきたと言う。
さちに請われ、追ってきた矢造を捕える新次だったが、その隙になぜかさちは銀次という男と逃げ出してしまった。
おせいの家に保護された矢造は語る-「さちは幼い時里子に出した実の娘だが(さちはそれを知らない)、盗賊の銀次と一緒に質屋夫婦を殺し金を奪った。親として、自ら始末をつけるために彼女を追っている」と。
しかし、今回の仕事が果たせないと感じた矢造は、おせいたちに代わりに仕事をしてほしいと頼む。


【知ってるゲスト】
多々良純、早川保

【名シーン】
風切の矢造

多々良純さんが演じる矢造
 今回はコミカルさが一切ない老齢の殺し屋を演じる。

↑実の娘を仕置にかけてしまった矢造
 なんと入水自殺というものすごく後味の悪い最期を遂げる…。

②おせいと新次
    色々と後味の悪さが残った今回の仕事。
    仕事を終えたおせいはとても疲れた様子だ。
おせい「おやすみ…」
    帰って行くおせい。

 新次「師匠…」
    おせいを呼び止める新次。だが新次は何も言いだせず、結局帰ろうとする。
おせい「新さん…お茶入れるわ。寄ってかない?」
    逆におせいに呼び止められた新次。彼は何も言わずおせいの家に入って行く。


↑男もつらいし、女もつらい。 
 物悲しい夜、こういう時くらい一緒に過ごせばいい。


↑言葉は少ないが気持ちは通じ合っているんだなぁ。