【ストーリー】
小料理屋・辰巳屋の主人・藤兵ヱは、ゆくゆくは娘のおきみを板前の長次と夫婦にして店を継がせるつもりでいた。
ところが食中毒騒ぎが起き、藤兵ヱは店を手放そうと決心し、責任を感じた長次は暇乞いをして店を出て行った。
一方、正八と秀英尼は、大阪の料亭の女将・おりょうと知り合い、彼女が江戸で店を一軒買おうとしていることを知る。
両替商の分銅屋がおりょうの後ろ盾についていることもあり、店を売りたがっていた藤兵ヱは三千両でおりょうに辰巳屋を売り渡すことになった。
が、その裏でおりょうは、分銅屋の利平を通じ伊勢屋に辰巳屋を二千両で売り払い、長次は藤兵ヱを始末していた。
食中毒騒ぎ、辰巳屋の売却…全てはおりょう一味の仕組んだ企みだったのだ。
伊勢屋から奪った二千両を取り戻せば、辰巳屋はおきみの元へ戻る…商売人たちはおりょうたちを追う。
【知ってるゲスト】
本阿弥周子、西田良
【名シーン】
①同心・西田良之介
↑西田良之介って、こいつ西田良じゃねーか(笑)
気付いてないけど、他にもこういう小ネタがあるんだろうな。
②主水殺しシーン
主水「おめえら急がねえと船が出るぞ…冥途行きの恨み船だ」
雑魚二人相手に刀すら抜かず戦う主水。
二人を翻弄し、トドメにようやく大刀で斬り捨てる。
刀を鞘に納めると死体にツバを吐き主水は去る。
↑主水の鉄拳制裁!
③おせい殺しシーン
おりょう「誰だい!?」
闇の中からおせいが現れる。
おりょう「お前さんも私の金狙ってんだね!
おあいにくさま!この金はね、誰にも渡しゃしないよ!」
おせい「二千両は多すぎるね…三途の川の渡し賃は六文が相場だよ」
女の戦いが始まる。
おりょうの攻撃を障子越しにかわしたおせいは、おりょうの短刀を取り上げて彼女に突き刺す。
↑おりょう役の本阿弥周子(ほんあみちかこ)さん。
いや~お美しいですなぁ、必殺ゲスト女優の中でも大好きな女優さんなのです。
敵役が多いのが玉にきずだけどね。
↑おせいvsおりょう。
どっちも好きな女優さんですが、どっちを応援すればいいのでしょうか(笑)