中井くによし・・雑記帳

日々のこころ日記
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核兵器持込み密約文書破棄報道に驚く

2009-07-11 | 時の話題
朝日新聞7月11日朝刊に『密約文書破棄・・国民への背信ではないか』の社説が報じられている。数日前にも同趣旨の記事が報道されていた。破棄した人物は官僚か?破棄を指示した人物は政治家であるのか全く不明であるらしい。しかし、米国政府の機密文書の公開公文書で核兵器の持込み事実は証言されているとのこと。私は1960年当時の国際政治関係を踏まえ、日本政府として核兵器持込みを承諾しなければならなかった政治状況であったとしても、核兵器持込みを承諾した事実を証明する日本側文書を破棄すると云うことは民主主義の原理原則に反する大変重大な国家犯罪であると考えます。歴史事実を歪める行為は許されるものではなく、国会や政府に於いて文書破棄をしたのかどうかの責任ある調査をするべきと思います。総選挙で民主党政権誕生すれば、これらの事実関係が民主党政府によって明らかにされるものと思いますが。このニュースを読んで第2次世界大戦時に中国戦線で細菌兵器の使用や細菌兵器を敗戦時隠滅した事実関係を示す資料を破棄した当時の軍部と同じではないかと背筋が寒くなる思いをしたのは私だけでしょうか?