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月照寺 初代直政公御廟

2013-09-03 21:18:07 | 日記

月照寺はもと洞雲寺という禅林でしたが、寛文4年(約330年前)徳川家康の孫にあたる松江藩初代藩主松平直政公が生母月照院様の霊牌を安置するため、浄土宗の長誉上人を開基とし蒙光山月照寺として改称復興したのが始まりです。
更に公の没後、二代綱隆公が父の遺命により境内に廟を造り、山号を歓喜山と改めて以来、9代にわたる藩主の菩提寺として栄えてきました。
現在国の史跡に指定されている境内には、各廟所の他に鐘桜・唐門、小泉八雲の随筆に登場する巨大亀形の寿蔵碑、茶聖7代不昧公ゆかりの茶室大円庵、毎年4月の不昧忌に茶筌供養が行われる茶筌塚、茶の湯の井戸、不昧公の恩顧を受けた力士雷電の碑など、藩主菩提寺として由緒正しき遺品・遺跡が数多く残っていて、歴史と信仰のお寺として親しまれています。
又、静寂な境内には四季折々の花が咲き誇り、特に6月中旬からは、あじさいの花が所狭しと咲きほこります。
近年は、「山陰のあじさい寺」として、多くの観光客が訪れています。

まずは初代直政公御廟です。
直政公は徳川家康公の孫にあたり、慶長19年大坂冬の陣に14歳で初出陣、その見事な武者振りは敵将真田幸村も思わず軍扇を投げて称賛したという。
直政公は信州松本から禄高18万6千石で松江に移封され文化の開発や国産の増殖など大いに治績をあげて藩の基礎を作った名君。
この廟門は桃山文化の作風が巧みに取り入れてあり、木割りや彫刻の出来栄えなど地方工匠の作ではあるまいといわれ、山内廟門中の傑作。
県指定文化財

直政公没後13年を経た1697年に造られました。
建築様式は藥医門。


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