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月照寺 不眛公廟

2013-09-03 21:39:32 | 日記

1751年3月、江戸で生まれた松平治郷は藩主であった父の隠居により、16歳で松江藩主となります。
経済的に破綻寸前の松江藩を藩政改革によって立て直した後、茶道を究め、隠居後に不眛と号します。
はじめは石州流を学び、後に自ら不眛流を立てることになります。
不眛公の影響は多大であり、菓子、茶道具などに「不眛公好み」として今に伝えられるものも多く、その中には黒柿を用いた道具が多く残されています。
黒柿をことに好まれたと伝えられるところから、今日まで出雲地方には黒柿工芸が継承されています。
松平家の菩提寺である月照寺の宝物館には、天目茶碗を納めるための黒柿の美しい箱が残されています。

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