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松井塚古墳石棺

2015-05-06 09:09:18 | 日記
和みの広場の一角には周辺から出土した古墳を移設展示している。
でも庭からこんなの出たら困りますよね。

松井塚古墳は昭和33年、太子町山田の民家の敷地で井戸を掘る作業中に発見されました。
南300mには推古天皇陵が位置することから、発見当時は「推古天皇の陪塚ではないか?」としてマスコミを賑わせました。
二上山の凝灰岩で造られたこの石棺の周囲には、石室が築かれ、石棺と石室の隙間には小石を詰めた、横口式石槨と呼ばれる構造をもった古墳でしたが、その後、石棺だけが移設されています。
石室は、当時つかわれていた唐尺というものさしを使用して築かれたと考えられており、その規模が大化の薄葬令の王以上の貴族の墓制に合致するものとして注目されています。
また、このような横口式石槨を採用した古墳は、磯長谷やその周辺に数多く認められ、渡来系氏族との関係も指摘されています。



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