近鉄の駅前に行基の像がある。
大仏が完成したのには行基の力が大きい。
当時行基はどちらかと言うと反体制側の人間。
しかし大仏完成には地域の地の民の協力が必要。
そこで聖武天皇は民に人気のある行基と取引をし、大仏完成の陽の目を見る。
行基菩薩像は、もとは赤膚焼製だったが今はブロンズ製となっている。
43年前に建立されたが、心ない人に壊され、平成7年にブロンズ像で復元。
現在は、台座のみが赤膚焼だ。
赤膚焼の行基像は同時に3体作られ、行基ゆかりの霊山寺、九品寺にある。
すべてが東大寺に向けて建てられている。