本日はBSプレミアムで covers 午後11時15分~11時45分
11月10日(月)#22:吉井和哉 http://www4.nhk.or.jp/thecovers/
沢田研二 「おまえがパラダイス」(1980年)
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
前に放送されたものを見た方が、とても良かった!と言われたので、
それなら今回は見逃さないようにと、裏番組のフィギアスケートの
中国大会の方は録画して見ました。土曜日の
完全燃焼60曲!ザ・ピーナッツSP
~ふたりの絆が生んだ奇跡のハーモニー再び~
2014/11/8(土) よる6:30~8:54
http://www.bs-tbs.co.jp/music_stage/thepeanuts2/
ヒット曲多数、恋のバカンス、追いかけーて ドンドン! モスラーやモスラ~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゜¨゜゜・*:..。♦
流れる映像は、もう半世紀も近くの前の映像にも関わらず、
ザ・ピーナッツのふたりの愛らしく、みずみずしい歌声は映像とともに
今も色褪せてはいなかった。ほんとに、ちょっと前のような綺麗な映像でした。
インタビューに答える人物は、あの森本精人マネージャーではないか。
へぇ~と、ビックリしました。森本マネ、この頃ほんとによく出ますね。
ザ・ピーナッツのマネージャーもしていたのか、いつからジュリーに
なったんだろう??
そして、もう一人のインタビューされる人物がヒットパレードの、
すぎやまこういちさん、という まさにジュリーの縁の人物ばっかり。
同じナベプロだったのだから、当然の事かと思うけど、ここまで
かぶるとは、正直思ってはいなかった。
それはさておき、すぎやまさんが語るには、当時はデュエットは記憶が無かった。
ヒットパレードのレギュラーに、音楽性が素晴らしい。声質が似ているので
ハモる。ハモリすぎて、歪むこともあったと。
番組は、生まれた時から、歌い始めたデビュー前の二人から、
ナベプロにスカウトされて、デビューするころなど、古い写真も交え
丹念にたどってゆく。
デビュー当時の二人が、踊りながら歌う姿は 愛らしく可愛い。
流れる曲は、お馴染みの曲にカバー曲、どれも聞いたことのある曲ばかりだった。
驚いたのは、50年も前に すでに海外の各国で活躍していたこと。
私も知っている、エド・サリバンショーなど、海外の一流の人しか
出られないような、足の震えるような有名な番組で、
二人で堂々と臆せずに歌う姿は、本当に素晴らしい、日本代表といえる姿だった。
何枚も、外国語で各国でレコードを出していたとは、全く知らなんだ。
(海外でもジュリーの先輩ではありませんか、ナベプロ戦略ですね)
改めて、凄いなーと感心しました。
そして、ザ・ピーナッツは ポップスや、カバー曲の印象が強いが
民謡や童謡も数多く歌っていた。透きとおる歌声を 日本の歌の持つ
哀しくも美しい旋律にのせて、日本の心を歌い上げていた。
歌だけでなく、クレイジーキャッツと一緒に、コメディエンヌぶりも発揮。
おかげで、植木等の歌う、まさかの「君だけに愛を」(多分?かなり記憶が怪しい)
まで聞いてしまったわ。
二人のエレガントな美しい衣装の数々も、目を十分に楽しませてくれた。
しかし、1975年に突然の引退。16年間の歌手生活だった。
これほどの人達なのにそれは短いな~と思って聞いていたら、隣で興味がないのに仕方なくTVを見ていたに違いない家人が(我が家の1階にTVは1台しかない)
「16年は短いな、もっとやっていたのかと思った。今の人なら
もっと長くやるのに」と、やはり今の女性歌手たちとの違いを感じ
思わず、口に出たのだろう。今は、引退してもまた戻るしね。
ふたりの引退の30代の年齢は、今の時代なら、
歌手としてまさに脂がのったと、今なら形容されるだろう。
最後のレコードは、山口洋子作詞の「浮気なあいつ」
意外や、明るいアップテンポの曲で、そこに引退の湿っぽさは皆無で
小気味が良いとさえ思った。いかにもドラマチックに「辞めます!さようなら」の
キャンディーズや百恵さんの曲と比較してしまったが、これは単に年代の違い、引退の盛り上がり度の違いですか。まだ20代の若い彼女らと、年齢も違うわね。
しかし、二人のその人物像は謎・・・
(謎だったのね!というか、その人物像について深く考えたことがない・・)
すぎやまさんや、森本マネが語る人物像は
『周りに気配りができる、人柄の良さ。優しい人。』
『みんながよってたかって、可愛がってくれた』
お姉さんがオットリ、ドジぶりを、妹さんが引っ張って行った。
妹さんの方がハッキリ、お姉さんはノホホンとしていた。
妹さんが評す、お姉さん(エミさん・日出代さん)は
『姉は一口に言うと、優しく 短気で、勝気で、とても古風。
オッチョコチョイで慌てもので、でも姉と妹の感覚はない。』
姉が評す妹さん(ユミさん・月子さん)
『妹と呼んだことがない。月ちゃんと呼ぶ。素直な性格』
突然の引退、結婚に世間は驚いた。
(思ったのかな?どうかな?確かに私はジュリーファンだから
とても驚き、ショックだった。結婚はもう少し先の話だと思っていたかもしれない)
中尾ミエがインタビューで
『ジュリーが結婚したら、やめてくれと言ったんでしょ。
結婚したら辞める、そういう時代だったから・・・』
双子のデュオの性質上、片方が結婚したら、続けることは
なかなか難しいのは、今も昔も変わらないのかも。と思います。
ああ、でも歌いたいのなら、一人でも歌えるね。
ピーナッツの歌は知っていても、その人物像は知らなかった。
今回、その軌跡や功績などをほぼ始めて知り、素直に感動しました。改めて
その奇跡的な二人の歌声の素晴らしさをわかった気がしました。
前にも紹介しましたが、30数年も前に小娘の私は、亡くなった元奥様には
気がつかないうちに優しくされていたのです。
世田谷のお宅で見たものは
http://town.zaq.ne.jp/u/0224sao/nz1py1g3ri9jro
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます