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帰ってきた男

2019年03月04日 | TV・ラジオ・CM・映画

J友さんからです→ BSフジ 3/9 16:00~17:25 『人生は三百六十五歩のマーチ』「出演者もスタッフも争奪戦だったという沢田研二エピソードでは芳村・水前寺が目も心もハートマークにしながら懐かしトーク。これにもう一人のけんじが大嫉妬。第一線から退く潔さと100歳を目指すという芳村真理のまだまだこれから人生をたっぷり伺う。

もう一人のけんじって誰?と思って、もう一度HPを見直しました。画像のけんじさん、誰かわからなかった。嫉妬するには立場が違い過ぎると思うわ~(^^ゞ


相撲部屋見物から帰って、夕方からはジュリーのラジオドラマ、今日は楽しみがいっぱいで 嬉しいな  

特集サラウンドシアター 帰ってきた男 (60分・1990年放送)
作:池澤夏樹 音楽:水谷川忠俊  出演:沢田研二 鳳蘭 ほか NHK番組発掘プロジェクト通信 →主人公の男性患者と女医の会話から導かれる、現実と幻想を往き来する逸話の数々…。神と出会った男の至福と錯乱を描いた、映画「惑星ソラリス」にも通ずる、形而下的且つ形而上的な物語で、沢田研二の熱演が印象に残る。

ネットでは→ 航空写真に写し出された謎の遺跡。前人未踏の山岳地帯にあるその石の構造物を調査するために探検隊の一人として現地へ赴いた男は途中で仲間の半分を失うという事故に遭いながらも現地にたどり着く。天高く一羽の大鷲が舞うその砦は至高の世界への入り口だった??。


以上を読む限り、なんだかとても難解そうな。。 形而下的且つ形而上的な物語、何それ?💦ファンタジーか?SFか?

始まって40代のジュリーの第一声が、何かジュリーじゃないようで・・固い声の印象。ジュリー演じる男性は病院の患者です。女医を演じている鳳蘭さんには、もう長らくTVで見る機会はなくて、鳳蘭さんの声はこんな声だったのかと思いながら聴いた。柔らかく優雅で包み込むように美しい、患者を安心させる優しさに溢れた声。

女性医師に自らに起こった出来事を話し始めるジュリーの第一声は、最初は固い・・と思われたのに、話が進むにしたがって これこそジュリーの声というように、だんだんとほぐれて行く。

そこに、もう一人の男性のピエールの声が加わって、三者三様の声が重なりあってお話は不思議な展開を見せる。もう一人の男性の声は、落ち着いた声で、特別個性のある声と言う訳ではない、がそこに物語に説得力を持たせる大人の声持ち主です。

対して、この時40代になっていたジュリーの声は、甘く響く声に いまだ若者の青ささえも感じさせる。 あ~ これこそジュリーの声やな もう何十年もずーっと聴き続けた聴きなれたジュリーの声、なのにやっぱりその声に胸がキュ〜っとなる。他の誰にも似ていない、ジュリーだけの甘い声は歌声も話し声も やっぱりいつも素敵!

ジュリーの声は物語の雅楽のような音楽と溶け込み繊細に震えて、共鳴し不思議な音をかき鳴らす。

3人の声だけで織りなす物語は、演じる俳優の演技力と、それ以上に声の持つ魅力と力を要求されているのだと、よくわかる。ジュリーが俳優としてラジオドラマのオファーをされた意味はそう言うことなのだ。 内容はこれは聴いた方、それぞれの御感想におまかせします~ 

ジュリー演じる男性患者が『人は皆、孤独を感じながら生きてゆくんだ。孤独に耐えて生きてゆく。そこから逃げてはいけない・・』そう話すジュリーの声は甘くて切実で、魂に語りかけてくる、孤独感がひしひしと伝わって、その言葉にとても共感ができた。

孤独に耐えて生きてゆくのは、自分の人生で他人事では無いと思っているので。 


 

ラジオを確実に録音するために、アナログ人間の私が失敗しない方法は、あなた やっぱりラジカセでっせ(笑) 久しぶりにCDラジカセWデッキを物置から引っ張り出してきた

ホコリを払い、以前に買いだめしておいたテープを装着・・・、あれ テープが入りませんがな!何度やってもダメで、CDは聴けるのだけどラジカセの役目はとうに寿命を迎えていたようです。このCDラジカセは、24年前の阪神淡路大震災の時に転げて、どこかにブツかって穴が開いている。それでもCDとラジオは聴けるので、捨てずに置いておきます。

こういう時の為に、保険をかけてもう一台CDラジカセWデッキがある。こっちはまだ使えて良かった、こちらはガーデニングの傍ら2008年の「ジュリー三昧」を繰り返し聞いていたデッキで、無事にアナログ録音完了しました。(^^ゞ

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