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③先生の台詞 「お嬢さんお手上げだ・明治編」

2015年04月05日 | ライブ・公演・舞台

その前に、J友様からの情報です。
劇作家・マキノノゾミ ── ジュリー・沢田研二を語る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000007-wordleaf-ent&p=1


                      

今回の舞台で色々、心に残ったことなど・・・(ネタバレしてます)

少ない出演者で演じる、ハートフルな舞台で笑わせてもらいました。
前回と、ほぼ粗筋に変わりはないのですが
とっても心に残った台詞がありました。

小説家のあらま先生が、小説家志望の さな子に言った言葉。
『才能なんてものは、誰になんと言われても 書くのをやめないことだ』
これを聴いたら、思わずジュリーの生き方と重ね合わせてしまいました。
笑って見ていたけれど、急にあらま先生がジュリーと重なって
心に残りました。 

先生の創作の産みの苦しみは、ジュリーにとっては
自分を曲げないで歌いたい歌を歌い続ける困難だろうか。
あらま先生は、小説に行き詰っている。
ジュリー演じる丸い体のとぼけた先生は、全然心は丸くなかった。
その姿に人生の悲哀を感じてしまいました。

そしてさな子に先生は言う。
「君は何も成し遂げてはいないじゃないか」
これは、若いさな子にというより、もっと私の心にグサっと突き刺さる。
まだ若い子はいいのだ、これから成し遂げるんだろうから。
翻って私は今まで、何をしてきたというんだろうか。
自分の今までを思わず考えてしまったのでした。
もっとも、それも一瞬で すぐ舞台の方に目が行ってしまったんだけれど。
あらま先生の台詞は、笑わせながらも 人生の悲哀や苦しみなどを
考えさせてくれたのでした。

今回、3列目の右側という とても舞台に近く、見やすい良い席でしたが
どっちかというと、ジュリーは左側でよく演技したりするので
左の席の人は、美味しいかも?
しかし、右側だって ソファに座って着物の裾をガバっと開け 
大股開きで足を組んだあらま先生の、白い猿股をはいた太ももが
バッチリ見えましたよ~ん

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