ファンなら気に留めないではいられない、ゴウの声について書いてあります。
沢田研二だからこその“ダメ親父像” 15年ぶりの映画で見せた“キネマの神様”の微笑み
多くの方が知るとおり、志村けん氏の訃報を受けて沢田はゴウの代役を務めることになったのだが、沢田だからこその“ゴウ像”を立ち上げているのではないだろうか。特に感じるのが、いまだに多くの聴衆を魅了し続けている声の色気。もちろん、作品の性質的に本作はシリアスなホームドラマではない。しかしなぜ、こんなダメ親父をなんだかんだで家族たちは気にかけてしまうのか。その根拠を、演じる沢田の声に感じないわけにはいかない。

昨夜J友さんから、「ミュージックステーションを見て」とのメールが届き、TVを替えたら、これから菅田さんと野田さんが、フジロックで「うたかた歌」を歌うという事でした。その直前に、ジュリーの場面は登場しなかったそうですが「キネマの神様」の映像が流れたそうです。
野田さんと菅田さんの二人が歌う「うたかた歌」。キネマの神様の存在を信じさせてくれるような歌声が映画のラストで流れて、とても印象深く、いっそうしみじみさせてくれるのですが、生のライブで聞く二人の歌声は、また違った響きが有りました。



二人の柔らかく優しい声質は似ていると思います。なので、菅田さんのパートはどこなんだろうと思っていたのですが、並んで歌う二人を見ていて、やっとそれがわかりました。歌詞が表示されるので、青春の切なさとやるせなさ、歌の気持ちがいっそう伝わってきて、とてもとても良かったです。
今まで自分とは無関係の夏フェスと思っていたフジロックが、昨日初めて身近に思えました。
RADWIMPS、菅田将暉とともにフジロックのステージから「うたかた歌」を生中継で演奏
RADWIMPSが、8月20日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション SUMMER FES』に出演することが決定。
菅田将暉をゲストに迎え、大ヒット上映中の映画『キネマの神様』(松竹映画100周年記念作品/山田洋次監督)の主題歌「うたかた歌」(RADWIMPS feat.菅田将暉)を初披露、8月20日~8月22日の3日間開催されるロックフェスティバル『FUJI ROCK FESTIVAL ’21』のステージから生中継で届ける。
出演にあたり野田洋次郎は、「ライブがあまりできない状況の中、テレビでご覧になる皆さんにも野外で音楽を体感する感覚を少しでも届けられたらと思います」と意気込みを寄せている。
「うたかた歌」は、映画の『キネマの神様』の劇中で同じ映画撮影所で働き、夢を語り合う盟友であるゴウとテラシンを演じる菅田将暉と野田洋次郎が、RADWIMPS feat.菅田将暉として初タッグを組んだことで大きな話題を呼んでいるナンバー。映画のすべての撮影が終わった際に、野田洋次郎が感謝の気持ちを込めて、山田洋次監督にデモ音源を贈ったのが、この楽曲の始まりとなった。
野田は「特に志村さんが亡くなったこともあり、それはひとつ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい、あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしいと思った。この映画への僕なりの貢献をしたかったし、『僕からの手紙と思って受け取ってください』という気持ちで送りました」と、楽曲制作のきっかけを語っている。
楽曲を受け取った菅田将暉は「『感謝の気持ちを込めたお手紙です』という形で曲をいただき、感動しました。撮影がストップし、みんなが動けなくなっているなかで『なんとか動きだそう』という気持ちにさせてくれた。自分自身が出演している映画で主題歌を歌うというのは少し抵抗感があるのですが、今回は自然な流れで歌えました」と楽曲への想いを語っている。
