広い野原に自然体で立つ。
肩の高さに片腕を伸ばして上げ、
掌を空に向け、小指を親指の方へとやや捻り、
目は遠くを憧れて見るようにして、
片腕を水平にグルリと廻してみる。
すると、私の体から気が放たれる。
遠くの樹木の幹や緑と呼応する。
空間から新しい大気が体に返って来る。
腕の振り廻しに合わせて、体も自然としならせて、
旋廻と逆旋廻をゆっくりと続けていると、
体の呼吸と空間が同調してくる。
体が緩むと、自然と自分の心も微笑む。
空間も緩んで、微笑んでいる。
おおらかに、体に自由を拓くこと。
※参照:坪井繁幸著『メビウス身体気流法』(平河出版社)
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