脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

2014・大晦日の脳片。

2014年12月31日 22時39分13秒 | 近況
2014年・大晦日。昼は墓掃除と家の風呂場掃除その他。
夜、ソバを茹でて食い、洗濯機を廻す。父は居間で寝そべっている。
紅白の歌声が聞こえる。洗濯物を干しに外に出ると、風がやや暖か
い。私の知る大晦日の夜風は、凍てついて冷たいものなのだけど。

毎年思うことだけど、今日が大晦日という実感がない。いつもの、
繰り返される、人生の一日と何処が違うのかと思う。人生をただ「通
勤」でもしているだけのような、行き先もなく延々と通勤しているだ
けの、そんな気分がしている。

人生、ただ電車に乗っているだけ。自動的に何処かに運ばれるだけ。
いくらかは、自分で乗る電車も、座る座席も選んではいるものの、仕
方なく吊り革にぶら下がって立っていたりもあるけど、基本、来た電
車に乗って、移ろう景色を眺めてるだけか。

それは、生き方が受動的だからそう感じるんだろ、とか反論は予想さ
れるが、一面ではそうなのかもしれないが、そうじゃなくて、全てが
仕組まれてでもいるかのように、人生って、自分が選ぶ以前から決ま
っているように感じられてしまう。

このセンスは今に始まったことではなく、私の場合は昔っからそんな
感覚が強かった。自分の感受性のせいもあるが、それとはまた別に、
時代がどんどんヒトを受身に生きるように仕向けている、ただ流れに
任せて生きるよう強制している感じさえあって、この状況は今後も抗
いようもなく強まる気がする。

コンピュータによる管理社会化とか、そんな話とも少しは関係あるけ
ど、ヒトから生の実感がどんどん奪われ続けていて、実感がとっくに
虚感に置き換わっているのに、誰もそれに気づかないような、それは
2015年になりつつある今に始まった事態でもないのだけれども‥。

今、あまり頭が冴えてない‥。
また来年も多分、こんな調子で自分の、世相や時代への違和感とか、
身辺雑記など勝手に書きますので、
気の合いそうな方は、当ブログへどうぞ、お越し下さい。







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