Marantz CD16SE ( https://audio-heritage.jp/MARANTZ/player/cd-16se.html )は、転職して新浦安に住んでいた‘95に買い、その後、吉田苑でクロック換装もした。さっぱりくっきりのPhilips音質で24年経っても愛用している。当時、MarantzとPhilipsは設計や製品、設計者まで同じようであった。
最近のものも良いようだが、これは未だに人気がある機種で未だに中古品が流通している。詳しいくいうと、Philipsのスター付きDAC7(しかもダブルディファレンシャル)と、オリジナルのスイングアームメカニズムであるCDM-4MD(知る人ぞ知る名器のなかの名器)の構成だ。
CDをうまく読み込まなくなった。トレーを押すと読み込むので機械系のトラブルと思う。
2006年にもプーリー、ゴムを替えた覚えがあり、10年少しの耐久時間と思われる。吉田苑に宅配で修理依頼をした。14Kgだが結構重い。近くのお店で手に入れた箱を加工して、エアキャップと新聞紙を詰めて大仕事。宅配も引き取りにした。(1,900円)
竹田店長の迅速な対応と修理で当日返送、素早い。送料込みで9,460円。トレー駆動のベルト交換とのこと。未だに、ピックアップもコンデンサーも「元気」とのことでよかった。この頃の製品は今では考えられない位に手間、材質、構成が良い。丁寧に梱包され受領、ありがとう吉田苑。
修理にお金がかかっても愛用したい名機だ。それにしても最近のは買い換えようと思わない位に高額だ。しかも、しっとりとした音がでない。
愛着がわく、この24年に思いをはせる