都市と楽しみ

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京都市美術館でキュビズム展を夫婦で見る:時代背景と関係展示

2024-06-12 02:29:21 | 趣味

 リニューアルが完了してから( https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/20904 )初めての訪問。1階から両側スロープで降りる地下1階が入口になる。(入口に庇がないのは欠点)入った両側にガラスで明るいミュージアム・ショップとカフェがある。さらに切符売り場やロッカーなどもある。地下から1階に上がり展示会場動線を区分している。( https://www.artagenda.jp/museum/detail/378 )

 夫婦でゆったり行く。9:30からかと思ったら(東京展だった)10:00のため付近のローム・シアターに足を延ばし、蔦屋やカフェを見て楽しむ。向かいは みやこめっせ で下の子の入学式や卒業式を想い出す。

 展示は、まず後期印象派のセザンヌから。キュビズムは1910年から( https://en.wikipedia.org/wiki/Cubism )。

 この頃はジャポニズム(1860年から https://en.wikipedia.org/wiki/Japonisme )も30年程で飽きられ、装飾的なアール・ヌーヴォー(1890~1910 https://en.wikipedia.org/wiki/Japonisme )が流行し、次なる幾何学的なアール・デコ( https://en.wikipedia.org/wiki/Art_Deco )の流行した時代だ。

 つまりは具象から抽象の変革期であり、ピカソも民俗からの影響もあろうが、時代に合わせた感じがする。

 展示は、分割と多面の四角への置き換えがあり、段々様式化していく様がある。その中でも、具象と抽象の合間あたりロベール・ドローネー「パリ市」などは分かりやすい。ピカソはさすがにうまい。

 シャガールの「ロシアとロバとその他のものたちに」を出すのなら、オランダのDe Stijl( https://en.wikipedia.org/wiki/De_Stijl )あたりも紹介すれば良かった。なお、なぜかモジリアーニの「赤い頭部」と彫刻もあった。見られてお得な感じがした。

 なお、常設展は閉館中、ジブリ展が大人気だった。


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