都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

さっさと不況を終わらせろ(ポール・クルーグマン)(2):公共投資の先は何があるか、都市計画からの視点

2012-08-19 06:01:48 | マクロ経済

 不況克服には財政(公共)投資が必要との結論だが何が良いだろうか。要件としては<o:p></o:p>

①波及効果がある<o:p></o:p>

②日本の競争力向上につながる<o:p></o:p>

③人口減少・コンパクトシティの生活の質につながる<o:p></o:p>

④ばら撒きでなく、選択と集中とする<o:p></o:p>

⑤公平公正である<o:p></o:p>

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 都市計画と都市経営の観点からは、例えば、都心に研究開発施設を作るとか、大学を郊外から都心に戻すとかの産業立地論も面白いが、新産業都市やテクノポリス構想みたいに乱立の可能性もある。そこで、方針として切実な①減災、パラダイム・シフトからの②転用、幸福を高める③アメニティから考えて見る。<o:p></o:p>

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①減災<o:p></o:p>

・木造密集地の再開発は不可欠となる、中層の界隈性のある開発方式ができないだろうか<o:p></o:p>

・インフラの更新を早め、特に避難路となる橋や道路、堤防を重点としてはどうか<o:p></o:p>

・災害被災エリアの移転:3.11始め災害対策にエリアぐるみの移転を国土政策として行う<o:p></o:p>

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②転用<o:p></o:p>

・小子化で過剰となっている小学校・中学校を保育と介護施設に転用を急ぐ<o:p></o:p>

・都心の複合利用として、オフィスビルから住宅への建替えを促進し地震対策にも役立てる<o:p></o:p>

・利用が減少傾向にある車道を削り、自転車道の整備を図る<o:p></o:p>

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③アメニティ<o:p></o:p>

・地震対策、景観向上になる電柱の地下埋設に本格着手する<o:p></o:p>

・近代産業資産を保存し公園などに生かす(アメリカのNational Park Service http://www.nps.gov/index.htm など)<o:p></o:p>

・騒音・排気に課題が多いバス、貨物自動車の電気自動車化を図る<o:p></o:p>

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などが思いつく。<o:p></o:p>

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