都市と楽しみ

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都市計画学会 大阪支部:イノベーション創出拠点 中百舌鳥駅周辺活性化ワークショップ:中百舌鳥検車場の上部利用に驚く

2024-08-01 02:14:53 | 都市計画

 ワークショップ( https://www.cpij-kansai.org/planning/2460.html )に参加。なかもず駅で降りるのは始めて。1970年に土地区画整理事業( https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/keikakunitsuite/toshikeikaku/shigaichi/kukakuseiri.html )がなされているが、緑が少なく暑い。地区計画もある( https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/keikakunitsuite/toshikeikaku/chikukeikaku/chikukeikaku/nakamozu.html )

 なお、駅前広場の活性化施設再開発も検討されている( https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/nakamozu-innovation/76475120240529112751475.html )

 ここには1987年4月に10haの御堂筋線中百舌鳥検査場ができた。この上部に、なかもず北部エリアとして商工会議所、堺市産業振興センター。S-Cube(さかい新事業創造センター)のビルと、地下鉄関連の検査場、グラウンドがある。さらに市民広場、調整池、駐車場などの活用(下部は検査場)と駅前広場の活用を学生4チームにより検討する運びだ。なお、建物は3階(3t/㎡)、駐車場277台の確保などが与件になっている。コンペは8月31日プレゼン予定となる。

 堺市からの説明としてNAKAMOZUイノベーションコア創出コンソーシアムについての説明( https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/nakamozu-innovation/nakamozukyoten/index.html )や今回の用地利用の説明があった。

そののち、現地見学を暑い中行った。車検場は圧巻であり、事務所からヘルメットを被り、地下2階の横断通路を南に、更に留置線においてある電車を見ながら西にいく、大回りして北上し、外側通路を通り東に行き事務所に戻った。

 トンネルの上に、人工地盤があるような構造だ。構造計画や、敷地の権利関係(借地や借地料など)は不明だ。

 近接して大阪公立大学(もと府大、理工系学部が多いとのころ)があるが、なかもず駅までは20分歩くとのことで不満があった。しかし、早稲田の理工学部も高田馬場や新大久保まで約1.3㎞であり15分以上はかかる。(但し、学生酒場の集積は東京の中でも有名だ)京大桂キャンパスなど桂駅まで2.5㎞ 30分はかかる(坂もあり、ほとんどバスか自転車利用だが)、駅までの距離は色々な大学でも同じくらいだと解説しておいた。(琵琶湖の見えない立命のBKCや、山中の慶応の湘南キャンパス、同志社の坂の田辺、八王子の大学などあるが、これらは工場等制限法の規制も要因だ https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/002/gijiroku/011101/01110h.htm )

 学生の賑わう場所が必要だと思った、なにより書店が見当たらなかった。なかもずは乗換駅のようだ。地方都市の駅前と変わらない印象だが、最近駅前にマンションが増えたと聞く。都心には便利なターミナルであり、御堂筋線の南北両端ということでは千里中央から先の箕面萱野駅にも似ている。

 なお、N生命は、茨木市と堺市の両方にバックアップ・センターがある。( https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20070928/283231/ )御堂筋線の両端だ。

 中百舌鳥は旧環濠都市の堺の街と離れている。竹内街道でのつながりはあるが、鍛造( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8D%9B%E9%80%A0 )など研究拠点はどうだろうか。(刃物の熱間自由鍛造とシマノ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E )の冷間プレス鍛造など)

 暑かった、学生は自動販売機に駆け寄る。こちらだけは翌日は人間ドックのため早々に帰洛

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