都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

フリー・アドレスは椅子の設定が面倒、ならば自宅か

2019-03-15 02:16:11 | 都市生活

 昔々、T工務店とかN生命のオフィスの椅子は安かった。(このころは席に煙草皿があり、それを女性が洗っていたものだ) それから、オカムラなどになったが高さしか調整できなかった。

 今は、外資系でフリー・アドレス( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9 )だが、机や椅子を出勤時に拭いてから(ウイルス感染対策など)など手続きは必要だ。

 この、日本発祥のフリー・アドレス( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9 )も椅子は難点だ。自宅では、アーロン・チェアとヴァーテブラを使っているが、オフィスでは固いリクライニングの設定やランバー・サポートの効きなどはできない。もしやろうとしたら「マイ・チェア」になるのかもしれない。

 しかし、馴染んだ椅子は大事だ。オフィスにフリー・アドレスにして、アーロン・チェアを置いても、各自、設定に朝は手間取るだろう。自分の椅子に決めて移動するにしても、これがフリー・アドレスの陥穽だ。

 オフィス環境は作りこめる、しかし、椅子やデスクは身体モジュールと関連しサイズが必要だ。しかし原状は、オフィスでは集中する・相談する・めぐり歩くのコミュニケーションの場となり椅子の重要性は薄くなっている。

 

とすると、これから在宅勤務が増えるとすれば、自宅の書斎の椅子が最も重要になるかもしれない。

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