momokaの部屋

フォトで綴る

momoka(猫)の日記 & 花 日記と備忘録

7月(文月) ほかの異称

2024-07-01 05:34:43 | 生活の知恵

 

 

     

  7月の異称 「文月」以外に、旧暦由来の秋を感じる呼称も

 

 

               

 

         
       古くは、書物のことを“文”といいました。

       7月7日の七夕の夜に、書物を開いて夜気にさらし、書の上達を祈る風習があったことから、文披月と呼ぶようになったということです。

       稲穂がふくらむ季節であることから、“穂見月”や“穂含月(ほふみづき)”、“含月(ふふみづき)”などが、“ふみづき”に変化したという説も有力です

 

 

  その他の7月の呼び名は?

    

    【秋初月】(あきはづき)

        7月は秋の初めの月ですから、「秋初月」と呼ばれました。

    

    【巧月】(こうげつ) 

        7月7日の七夕は、中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」がもとになっています

     

    【愛逢月】(めであいづき)

        織姫と彦星の伝説も、乞巧奠と同じ頃に、中国から伝わりました。

        愛逢月」は、織姫と彦星が愛して逢う月という意味で、7月の異称です。

     

    【七夕月】(たなばたづき)

        「文披月」「巧月」「愛逢月」「袖合月」のほかにも、七夕にまつわる7月の異称はまだあります。

         ずばり「七夕月」ともいいますし、「七夜月(ななよづき)」もそうです。

     

    【女郎花月】(おみなえしづき)

         女郎花の花が盛りを迎えることから、7月は「女郎花月」ともいいます。

     

    【餞暑】(せんしょ)

        「餞」は、送るという意味を持っています。旧暦7月は、暑さを送り出す月という意味で、「餞暑」という異称もつきました。

     

    【涼月】(りょうげつ)

        旧暦7月は現代の8月頃ですから、なかなか涼しさが感じられない時期ですが、昔は、次第に涼しさが増していく時期だったのかもしれません。

 

 

       七夕、お盆と、昔ながらの行事が残る7月。とはいえ、どちらも秋の季語ですから、季節感は旧暦の頃とずいぶん違います。

  

コメント    この記事についてブログを書く
« カメムシ 異常発生? | トップ | スマホに 緊急速報メールが... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生活の知恵」カテゴリの最新記事