釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】目論見外れてオデコをくらう (2020/12/20 午後フグ 野毛屋)

2020-12-26 05:05:00 | 釣り
よもやよもやだ!
フグ釣り師として不甲斐なし!
穴があったら入りたい!

そう。
結果はオデコ。

最終戦の前にカウントダウンを減らす目論見は不甲斐なく霧消しましたよ。
トホホ。
(T^T)


(久々の午後船。)

午後船だからのんびり家を出て、渋滞もなく11:00前に野毛屋さんに到着。
朝に予約の電話をした時点のとおり4番目で、左舷舳をゲット。

宿で昼飯のおにぎりを食べていると、ポツポツとお客が増えて午後船は10名になった。
今日は陽気が良いからね。


(平潟湾をサンタが行く。何かのイベント?)

気温は10℃くらいか。
寒いものの風は弱いし、お日様が出てるから過ごしやすい。
今回から中綿入りの冬用ウエアを着込んでますよ。


(出船。)

出船して釣り開始。

昨日の釣果は1日船で4匹、午後船で3匹だから渋いままかもしれないぞ。


(潮はこんな感じ。)

さあ、今日はどうだ?
潮が緩いからゼロテンの待ちは5秒で優しく誘う。


(富士山を見ながら。)

すると、早くも触りが出る。
反応するも掛からず、エサも食われず。
開始早々に反応があるのは良いね。

集中して誘い続けると、今度はチョンと明確なアタリが出る。
すかさずアワセるも掛からず。

前のめりに集中して次を待つ。
揺れる竿先にアワセても空振り。
2度目でも掛け損ねて3度目を待っても来ない。
暫く誘いを入れてもダメだ。

仕掛けを揚げると、アカエビが1節分を残して食われてる。
活性が良いと尻尾の殻の中まで身がなくなるほど食うのに、追わないとは活性が低いのかもしれないな。


(渋いぞ。)

胴の間で船中1匹目が揚がり、開始早々にアタリがあってエサも食われたから、渋くても直ぐに次が来るだろうと思ってた。

ところがその後、全く反応がなくなる。
こりゃヤバいぞ。


(帆船と富士山。)

誘いを変え、オモリの色を変え、重さも変え、キャストもしても反応なし。

アカメがいないのか、いても食わないのか分からない。
潮の流れ?澄み潮?海水温?
フグたちは何が気に入らないのでしょうか?

誘い続けて2時間経過したところでようやくサクッと掛けた。
ガラやゴミじゃない手応えに小振りなフグか?と期待してゴリ巻きすると、


(キミかね。)

ヒイカ(ジンドウイカ)。

これでボウズは回避。
今日は貴重なゲストなんでお持ち帰りしますよ。

更に、


(マダイ。)

チャリコサイズのマダイ。

ひとつテンヤで姿を見れず、今年は縁がないかと思っていたら、こんなところで来てくれました。

おチビなんでお帰りいただきますが、スクスク育って数年後にテンヤに掛かってね。


(青い空、青い海、心もブルー。)

ガッツリ来たのはおそらくアカエイ。

強烈な重さと突っ込みをドラグでいなしてギリギリと巻き揚げつつ、外れてくれーと祈るものの外れない。

超先調子の竿がバットから曲がり込んで、重さだけなら4、5kgクラスの引きだ。

それなりに浮かせたところの突っ込みでやっとPEが破断したけど、腕に乳酸が溜まるくらい釣り味は堪能出来たね。


(PEが切れたスティーレ。)

そんなこんなで、あがり時間が迫っていよいよ土俵際まで追い込まれたところで待望のフグのアタリが出る。

ここだ!
ここがラストチャンスだ!

反応してアワセるも掛からず、竿先を睨み全集中で備える。

食って!
食って!
お願い!

念じて待てど、次のアタリが来ない。
優しく誘いを入れて様子を見ても反応なし。

これは見送られてしまったな。
諦めて巻き揚げると、エビを1節分だけ食われてる。

俊船長が残業してくれたものの、これで終了。


(悲しみのサンセット。)

結局、最初と最後にエサを食われたのみ。
少ないもののチャンスはあったのにモノに出来ず、不甲斐ない結果となりました。

残すは竿納め釣行のみ。
果たして、あと9匹に届くのか?

決戦は12月26日(土)。
予約をしてから帰りましたよ。


・ヒイカ : 1
・マダイ : 1(リリース)
船中:0~3
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2020/12/20 野毛屋)

2020-12-25 07:17:00 | 釣り
前回の野毛屋さんへの釣行ではアカメフグ9匹で、今年の目標までもあと9匹。

今年の竿納めの最終釣行であと9匹に挑戦するかと思ったけど、最近のフグ船の釣果が奮わない。

異次元の釣果で必ず頭を取る常連の上手なMさんが平日で9匹だったし、トップでも1桁釣果が続き、直近では連日4匹という結果。

この状況では1回で9匹は無理だ、と冷静に分析しましたよ。

ならばもう1回増やすか。

19日(土)は北風が強い予報でコンディションが悪い。
20日(日)は良さげだけど翌日は仕事だから早起きが辛い。
うーん。

そうだ!午後船だ!
午後船ならば早起きなしで日曜日でも辛くない。
しかも、お客が少なければ実釣時間が1日船の半分でも分け前は同等を見込めるかもしれないぞ。

これだ!
最終戦の前に少しでも数を減らせれば目標達成の可能性が高まるぞ。

と言うことで急遽半日釣行を決行しましたよ。


🐡

【食】アカメフグの唐揚げ・今季3度目のアカメのフグチリ鍋

2020-12-23 06:54:00 | 釣魚料理
12月11日(金)の野毛屋さんへのアカメフグ釣行は、ツ抜けにも竿頭にも一歩届かずの9匹。
「ツ抜け」とは釣り用語で10匹釣ること。
「1つ、2つ・・」と数えて「つ」が付かなくなるのが「10」以降なのでこう呼ぶのですよ。

2020年の目標110匹にもあと9匹。
その行方は竿納めの最終戦まで分かりませんな。


(釣果整列。)

釣行後に帰宅すると、その日の晩のおかずに悩んでるかみさんが釣果を聞き、唐揚げにしようと言う。

翌日は鍋の予定だからアカメ尽くしの週末だな。


(定番だね。アカメ4匹分で。)

アカメフグの唐揚げ。

中骨ごとブツ切りにした身はホクホクで骨際がまた旨い。

かみさん曰く、衣がもっとカリッとしたら良いのに、とのこと。
確かに毎度、鶏唐と違ってカリッではなくしっとりした衣になっちゃう。
数日前に鶏唐揚げをしたから気付いた差だ。

それでも十分旨いのだけど、定番となれば更なるレベルアップを図りたい。
フグは身から水分が出るからだろうか。
今後フグ唐のカラッと化を探求しよう。


(アカメ5匹分で。)

翌日は予定通りアカメフグのブツ切りチリ鍋。

残りの5匹全部をブツ切りでいってしまおう。
背ビレと腹ビレに繋がる赤筋が鮮やかで美しい。


(煮込み中。)

アカメの鍋は今季これで3度目。

毎度昆布とフグの中骨で取った出汁だからたまには味変してみるかと、そこにアゴ出汁パックを追加してみる。

味見をしてみると、ちょっとアゴ(トビウオ)が強く出ちゃうな。


(毎度の画づら。)

食べ比べていつも通りの昆布とフグの出汁で十分だと分かった。

プリプリのアカメと野菜をポン酢で、シンプルにフグの旨味を味わうのが一番だな。


(〆も定番。)

〆はラーメン。

今季は3回ともラーメンだな。
雑炊よりも満足度が高いのは、家族皆がラーメン好きだからだけじゃないはず。

巷にフグラーメンを出す店があったと記憶してるけど、フグ出汁とラーメンの相性が良いに違いない。
是非お試しあれ。


🐡

【釣】首の皮一枚で2020年のオーラスに繋がる (2020/12/11 アカメフグ 野毛屋)

2020-12-21 06:53:00 | 釣り
2020年も師走に入り、目標まであとフグ18匹のフィッシングロード2020。

少しでも優位に事を進めるため、平日に休暇を取って臨みますよ。

予約段階で3人目だったからチョイ遅く家を出て野毛屋さんに5:00着で4番目。
四隅確定の番手だ。

フグ船では左舷舳だけ取られてたんで、右舷舳をチョイス。
余裕の釣り座で数を稼ぎたいぞ。


(毎度。)

平日のうえ、寒くなって来たからかお客は少ない。
これからの極寒シーズンは余程の釣り好きじゃないと乗れないよね。


(釣り好きが集まりましたよ。)

人が少ないから密にならない宿内で時間を潰していると当日のお客さんが来て、それなりに人が増えた。

でもフグ船は7名と少なめ。
右舷は3名だから、舳・胴・艫に1人づつと贅沢な釣り座だ。


(綺麗な朝焼け。)

最高気温が15℃くらいの予報だけど朝のうちは寒い。
ダウン、フリース、ゴアテックス、サロペットの重ね着をしてても冷える。
そろそろ中綿入りの防寒着の出番だな。


(潮はこんな感じ。)

出船すると、近場だからエサを着けておいて、と健船長のアナウンス。
今日は八景沖から開始だろうか。


(沖堤の脇を流す。)

思ったとおり沖堤辺りで釣り開始。

潮が緩いからゼロテン5秒で誘い始める。
この辺りは軽い根があるガラ場で、キツイ根はないから積極的に誘えるぞ。

すると開始5分。

チョンと竿先が揺れてアワセるとサクッと手応え。
追いアワセをくれて巻きに入るとゴンゴン来る引きだ。
アカメが来ましたよ!


(7:29に1匹目。タイミング遅れて腹掛けですが。)

船中ファーストヒットは幸先良いぞ。

朝のサービスタイムに稼がないと、とうち返すと直ぐさまアタリが出る。

チョンという小さなアタリで掛かるのはおチビのコモンフグ。

当歳くらいか体長10cmにも満たないから当然リリース。
小さ過ぎてエサが減らないから良いものの、トータルで15匹は釣りましたよ。


(おチビコモン。)

このサイズのアカメやショウサイはなかなか見かけないけど、最近はコモンが幅を利かせてるのだろうか。

おチビコモンにおちょくられる間にアカメも顔を出してくれる。

人が少ないからだろうけど今日は良いんじゃないですか?
稼げるんじゃないですか?


(堤防周りを攻める。)

流し替えると直ぐに船中型が出て、その後もポツポツと追釣がある。

時速2匹の良い感じのペースで獲れるのはありがたい。


(9:30で4匹。)

おチビコモン以外はいずれもアカメフグで、4匹目は良型の30cm超えで嬉しいサイズ。

これで鍋は確定だな。
プリプリのアカメの鍋が楽しみだ。


(ドックを眺めながら。)

潮が小さいからアタリも竿先がチョンと揺れるくらいで小さい。

アタリを捉えてアワセを入れても掛からず、前のめりに構えて、来たぞ、来たぞ、と全集中。

ゼロテンで待って5カウントして空アワセで掛からず、次のゼロテンで待つ。

集中力マックス。
心臓ドキドキ。

来い、来い、と心中で唱える中、チョンの揺れに反応してのアワセでサクッ!と手応え、続いてグングン竿を叩くような引き。

腕を高く掲げて追いアワセをくれて巻きに入るとゴンゴン首を振るようなアカメフグ特有の釣り味。

この緊張感あるヒリつくような勝負が湾フグ釣りの醍醐味だ。
楽しいー。


(10:07に5匹目。)

揚げたのはツ抜け折り返しの5匹目となる良型アカメ。

よっしゃ、この調子で稼ぐぞー。
とエサを付け替え打ち返す。

数回誘いを入れたところで、再びサクッ!と手応え。
オラッ!連チャンだー!

ゴリ巻きして揚がったのは、


(キミかね。)

黒ナマコ。

中国で乾燥ナマコとしてエライ値段で売ってたのが黒ナマコだったはず。

過去持ち帰ったことはないけど試しに食べてみるか、と一応バケツにキープしたものの、最後はリリースしましたよ。


(ドック脇は迫力あるよ。)

沖堤からドック脇ではどこを流しても暫く粘ると触りが出てアカメの気配を感じる。
ここで稼ぐぞ、と息巻いたところで揺すっても外れないガッツリ根掛でラインブレイク。

リールをスティーレからサブのステファーノに付け替えて釣りを再開するも、ラインの巻き取りがおかしい。

見ると、3番ガイドを通したところでPEラインが穂先を1周して複雑に絡んでる。
無造作にリールを巻いてたら穂先を折りかねなかった。
危ねー。危ねー。

巻けないから手動でラインを回収して対処するも、加齢から患部が良く見えずほどくのに手間取ってこの流しを無駄にする。

反応があるだけにロスが痛いなー、と思ってたら、後々これが響くのですよ。


(晴れ間も出て来た。)

トラブルから復帰後も順調に時速2匹のペースで獲れる。

そして8匹目は記念すべき今年累計100匹目。

流しの後半、チョンと出た竿先の揺れにアワセるも掛からず。
そのタイミングで船長から「あげてください。」のアナウンスが。

視線は竿先から外さずに左手で船長に「待って」とゼスチャーで制す。

エサが残ってれば来るはず。
前のめりに、来い!来い!と念じる中で、次に出たアタリに反応してガツンと掛けた❗

他の皆さんは既に仕掛けをあげてるから、船中で1人巻き揚げてアカメを引っこ抜いたと同時に船が動き出す。

このシビれる展開で獲ったのが記念すべき累計100目。


(11:30に本日8匹、累計100匹達成!)

これで目標まであと10匹。
ゴールが見えたぞ。
あとは釣った匹数でカウントダウンだ。

この時点で11:30、あと3時間でどこまで減らせるか。


(八景島周辺。)

ところがここから大ブレーキ。

場所を八景島周辺に移したところでパッタリと反応がなくなった。
マジか!?

船下だけでなく、キャストを織り混ぜて探り、ようやく1匹を追加してツ抜けまであと1匹。

ツ抜けたい。
カウントダウンを減らしたい。

焦る中で大艫や胴の間の方がポツリと揚げのを見ると、更にジリジリと炙られる。


(9匹から増えず。)

各流しの最後の方でアタリが出て、エサを食われるも掛けられず、移動するパターンが続く。

時間の経過とともに、もう1匹、せめてあと1匹、とハードルを下げて念じるものの時間切れ。
そのまま終了。

3度あったアタリのチャンスで掛けられず、あがりまでの3時間で獲れたのはたったの1匹。
急転直下のペースダウンだな。


(沖あがり。)

結果は9匹。

しかもトップは10匹が2名とのことで、あと1匹獲ってたら並べてた。

後半のアタリを1つでも獲れてたら。
中盤のライントラブルのロスが無ければ。
とタラレバで悔しがるものの、詰めが甘いこれが今の実力でしょう。

目標までも9匹となり、あと1回の釣行でイケるかどうか微妙なラインだ。
2020年最後の最後までドキドキ出来る展開は面白いけど、今回のようにプレッシャーに弱いからどうなることか。

自分を信じて頑張ります。


・アカメフグ : 9
・コモンフグ : 15(リリース)
船中:0~10
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2020/12/11 野毛屋)

2020-12-18 07:06:00 | 釣り
2020年も師走。

前回釣行でマダイが釣れずに3つの釣り目標の完全制覇はならず、未達成確定ですよ。

ならば、残す1つの年間フグ釣果110匹の目標は達成したい。
現在の実績はショウサイフグとアカメフグで92匹。

昨年は12月頭時点で残23匹で、しかもコモンフグをカウント(今年は対象外)していたから昨年よりも良いペースだ。
加えて今年は緊急事態宣言で2ヵ月間釣りに行けなかったんで好調と言って良い実績でしょう。
昨年は一郎丸さんでほとんどコモンフグの63匹を叩き出して強引に達成したけど、今年は禁じ手にしてます。

残すところあと18匹。

今シーズンのアカメの状況と直近の釣果からすると1度で達成は厳しいと思われるぞ。

毎年の竿納めは野毛屋さんで大晦日と正月用のアカメ調達釣行なんで、その前の1回で稼げるだけ稼ぎたい。

達成出来るかどうか、最後まで分からないところは丁度良い目標値なんだろうな。

そこそこ釣って最終釣行に繋げたいぞ。


🐡