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【食】ショウサイフグの新子寿司

2022-09-02 06:19:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでの寄りフグ釣行の釣果は39匹。

新子サイズは生でいただくのが良かろうと、釣行当日は刺身でいってみる。


(艶々だ。)

ショウサイフグ新子の刺身。

小さい身を削ぎ切りにするのが難しかったから、半身のままで良かったかな。

透明感がある身はプリプリで味が濃い。
これは旨いわ。
新子ならではの期間限定のお楽しみだ。


(新子サイズはこれね。)

翌日。

その新子で寿司を仕立てるぞと宣言しておいたんで、仕込みに入る。

いつもはショウサイフグを塩フグにしてから握るのだけど、新子に塩を当てては塩味がきつくなるだろう。

そこで、


(初めて使います。)

ピチットシートが登場。

浸透圧で食材の水分を抜くという優れもののシートだ。
先般フィッシング相模屋へ行った時に買ったのですよ。


(シートで挟むだけね。)

3枚下ろしの半身をシートに挟み、冷蔵庫へ。
刺身だと30分から1時間置くそうだ。

時間経過後にシートから取り出すと、良い感じに水分が抜けてるぞ。
塩を当てずに済むのは白身魚には助かるな。

ピチットシート、画期的だ。


(半身で1カン分のネタに。)

水分が程よく抜けた半身を開いて寿司ネタにする。

半身が寿司1カンのサイズにちょうど良いのも新子ならではだ。


(仕込み完了。)

準備が整い、独りで黙々と握りに入る。
ネタに合わせてシャリは小さめね。

彩りと味変のために市販のサーモンを添えるのも毎度のこと。


(頑張りました。)

ドーンと50カンを握りましたよ。
頑張りましたよ。

綺麗に透き通る身は下に敷いた大葉が透けて見える。


(綺麗な身ですよ。)

ネタに合わせたシャリは一口サイズなんで、パクパクとイケちゃう。
いくらでもイケちゃう。

いつもの塩フグよりも清々しい爽やかな旨味。
間に挟まる脂が乗ったサーモンのコクが良い味変になる。


(サーモンも旨い。)

たらふく食べて満足、満足。

寿司にするには、熟成が必要なトラやアカメは手間が掛かる。
コモンも数日は寝かさないと寿司ネタには向かない印象だ。

釣った当日や翌日にベストな状態で寿司に仕立てられるのはショウサイフグならではだろう。
土曜日釣行の釣り師にはありがたい存在なのよ。

美味しくいただけた新子に感謝して、来年の寄りも盛大になることを期待しましょう。


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