平三さんと言うとどこか親しみを感じますが、そのベレー帽をかぶった風貌は、どこかセザンヌを思わせるものがあります。
兵庫県立美術館のコレクションの核に、1883年神戸に生まれた洋画家金山平三の作品があります。
この春、当館がHAT神戸に移転・開館から10周年を記念して、大規模な回顧展が開催されます。
東京美術学校(現、東京芸大)で、黒田清輝に学び、外光派の明るい色彩を獲得していきます。卒業後は、渡欧し、印象派の技法を本格的に習得していきます。
帰国してからは、信州・諏訪湖や山形・最上川、日本海沿岸を情感豊かに描き、日本風土に根差した印象派の確立を目指していきます。筆触豊かな風景画の他に、肖像画や群像を含む人物画も描き、歌舞伎や文楽の場面を描くいわゆる芝居絵にも独自の境地をひらきました。
◆日本の印象派・金山平三/4月7日~5月20日/兵庫県立美術館
兵庫県立美術館のコレクションの核に、1883年神戸に生まれた洋画家金山平三の作品があります。
この春、当館がHAT神戸に移転・開館から10周年を記念して、大規模な回顧展が開催されます。
東京美術学校(現、東京芸大)で、黒田清輝に学び、外光派の明るい色彩を獲得していきます。卒業後は、渡欧し、印象派の技法を本格的に習得していきます。
帰国してからは、信州・諏訪湖や山形・最上川、日本海沿岸を情感豊かに描き、日本風土に根差した印象派の確立を目指していきます。筆触豊かな風景画の他に、肖像画や群像を含む人物画も描き、歌舞伎や文楽の場面を描くいわゆる芝居絵にも独自の境地をひらきました。
◆日本の印象派・金山平三/4月7日~5月20日/兵庫県立美術館
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます