いいたい放題

 右でも左でもない風来坊が、社会・経済・政治などの問題について、
好き勝手に、支離滅裂に、傍若無人に書き込むブログ

戒厳令ですか?

2007-06-26 | Weblog

 最近、H司祭問題とそれに対する京都教区の対応の問題について、いろいろなサイトが静かになっていますが、戒厳令が出たのですか?箝口令の時もそうですが、箝口令や戒厳令そのものが、神学的に問われていく必要があると思います。これは、日本という社会の中でキリスト教がどのように見られているかということを考えると、実に大切なことだと思います。

 思想統制とか、思想検閲、ひいてはメールの検閲までしている国があるようですが、それと同じ過ちを日本聖公会がしないことを願っています。「キリスト教は行ってることと、やってることが滅茶苦茶だ」と言われないためにです。
 また、フィリピンでは、聖公会の司祭達も軍の圧政のもとで苦しんでいるのですが、そうした方々を支援している他のプロテスタント諸教会から非難を浴びてしまうことになりませんか?フィリピンの実状は本当に悲惨なものです。WCCなどの活動に関しても、ほとんどネットに出てきません。しかし、真剣に対応しないと、被害者が増えることはあっても、減ることはありません。既に、何人の牧師や司祭が暗殺されているか。あるいは、公然と射殺されているか。牧師や司祭だけではありません。狙撃された人に水を運んでいった人までもが銃撃されています。

 日本聖公会は、他国の聖公会がどうなっているのかを知ろうとはなさらないのですか?少数民族が圧政に苦しんでいる中で、そうした少数民族と共に生きようとしている牧師や司祭を見殺しにするのですか?
 この問題には、日本も大いに関わりがあるのですが、マスコミはほとんど触れていません。何故触れていないのかということは一目瞭然なのですが、誰もそれを問題にしようとしません。フィリピンでは、そうした牧師や司祭は「共産主義者」というレッテルを貼られています。アングリカン・コミュニオンの一画が傷ついているのですよ。殺されるかもしれないという恐怖の中にいるのですよ。
 一連の不正事件や準強制わいせつ事案を見ると、聖公会はどうも社会の動きに対してまったく無頓着なようですね。あそこまでの判決が高裁で出され、普通なら上告しないのですが、あえて最高裁に上告して上告棄却され、確定した判決の内容からして、裁判所は明らかに準強制わいせつが行われていたと判断しているのではないでしょうか。これの関して行われた京都教区の対応の過ちを何故素直にお認めにならないのですか?

 すべて、教会の内側が平穏であることだけを願っているかのように見えてしまいます。教会の内側が平穏であるためには、一部の人々には出ていってもらおうとされているようですね。箝口令も戒厳令も、そこから出ているようにしか見えませんが如何でしょうか。
 苦しめた人々は安穏と過ごしていらっしゃるようですが、苦しめられた方はいまだに苦悩の日々を送られているのではないでしょうか。ネット上が静かになれば、すべては解決したと思ってしまわれる方が多いのではないでしょうか。「糾す会」のサイトにある九州の姉妹の苦しみは、いまだに癒されていませんし、癒さなければならないと意識を教団側は持っていないように見えます。
 こうした事態を、主イエスは望んでいらっしゃるのでしょうか。

 裁判記録を読みに行きたいと思っているのですが、仕事が忙しくて、まだしばらくは無理そうです。永久保存されると言う判決文に添付された裁判記録を読みに行かなければならないかもしれません。しかし、村岡氏や某司祭の閲覧報告を読んだ限りでも、この問題はキリスト教会にとってきわめて重要な問題であることを認識させられています。
 このブログを読んで下さっている方はそう多くはないと思いますが、皆さん、沈黙しないで下さい。皆さんが沈黙すると利を得るのは誰かと言うことを考えて下さい。はっきり申し上げて、いまの聖公会の上層部が考えていること、していることを見ていると、正に中国共産党が自らのために中国国民を虐げているのと同じことをしているようにしか見えません。
 かつて、天皇のための祈りを祈祷書から削除した日本聖公会がしていることは思えないことが、公然と行われているように見えます。
 主の平和

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私は・・・・ (風来坊)
2007-06-27 22:04:35
 私はそこまで考えていません。しっかりした信仰的生活をしている方がいらっしゃいます。そうした方々鋸とを思うと、涙が出てきます。
 それに、聖公会を解体することは不可能です。
 聖公会を潰すことが目的ではなく、被害者とそのご家族が納得する形で、問題が解決されることだけを祈り求めています。
 主の平安
 風来坊
返信する
Unknown (日本聖公会に愛想をつかした人間)
2007-06-27 07:47:04
日本聖公会が再生するはずはありません。メディアによって解体を促進する道を選ぶべきです。私はジャーナリズムに接触を始めました。多くの人が総力を尽くして悪魔の根城の聖公会をつぶしましょう。
返信する