いいたい放題

 右でも左でもない風来坊が、社会・経済・政治などの問題について、
好き勝手に、支離滅裂に、傍若無人に書き込むブログ

先日は残念だったが

2011-03-04 | Weblog

 天狗が上京しているので、近藤さんと沖田さんとTERAさんが天狗のところで集まったのだが、仕事があって行けなくて残念だったが、今日、だいぶ長いこと天狗と電話で話をした。一番不思議なことは、日本聖公会の管区なり、主教会なりが、何故告発を止めなかったのかということだ。彼らはこれで、靖国神社問題に関して一切、口にすることが出来なくなった。知り合いに、右翼的な人物がいるのだが、彼が猛烈に喜んでいた。国家の裁判所に告発するということは、日本聖公会は国家に隷属していることを自ら告白したようなものだ。事件の内容やその事件がどのように引き起こされたかは問題ではない。あの程度のことを何故、日本聖公会の審判邸に懲戒申立をせずに、警察に告発したかということにも疑問がある。

 日本聖公会はそもそも、イギリス国教会の伝統を引き継いでいると看板に書かれているが、教会と国家の関係に関して、途轍もない誤解をしているか、まったく考えていないのかのどちらかとしか思えない。<[内紛]迷惑団体 聖公会 - 迷惑信徒 聖公会[出て行け]>というブログがあるが、ここ一年近く沈黙している。何かあったのだろうか。それとも、誰かが書くのを止めさせたのだろうか。沖田さんを批判している書き込みもあったが、「せめて、聖公会京都教区を他教区と併合しなさい。」とか、「信仰を失った聖職者たち」というタイトルの書き込みは、かなり的を射ていると思っていた。そして、そうした教会として重大な問題を含んだ状況が日本聖公会の中で起こってきたことを、日本聖公会自身は最早解決することが出来ないところまで来ているのかもしれないと思いはじめた。

 こうしたことを考えると、日本聖公会の教会の中で、実は同じような悲惨なことが起こっていたことを知っている。聖職者による「イジメ」なのだが、イジメられた人物は結局は泣き寝入りせざるを得なかったし、それこそ警察に告発することもなかった。それは、日本聖公会のとある教区が自ら過ちを認めて謝罪することを願ってのことだったのだが、結局は日本聖公会からは何らの謝罪もなく、損害賠償もなかった。そして、そのことに関してその人物とかなり話をしたのだが、「もういい、しかし、いつか化けの皮が剥がれる時が来る」と言っていた。ある意味では、いまがその時なのだろう。日本聖公会の管区も、日本聖公会の主教会も、性的虐待をし続けた司祭を終身停職にしたまではいいが、被害者とそのご家族に対する直接の謝罪をしていない。

 「児童に対する性的虐待」がどれほどの犯罪であるかということを彼らは理解出来ていないのだろう。ネット経由で伝わってくるあの裁判に関する情報に目を通していると、それを痛感させられる。そして、2009年の秋にあった管区小審判邸の審判の内容に、極めて重大な問題があるにも関わらず、誰もが沈黙しているところを見ると、日本聖公会全体が不治の病に罹患しているとしか思えない。「教会と国家」の問題をどう考えるのか、というような「難しい」議論以前のことなのだが、<[内紛]迷惑団体 聖公会 - 迷惑信徒 聖公会[出て行け]>というブログの管理人の方に、もっとあからさまにそれを書いて欲しいと思っている。春一番が吹いて、日本聖公会が瓦解する前に。

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