『低音さみしくないですか? vol.6』の続きです。
『低音さみしくないですか?』シリーズでは
あの手この手で低音がたっぷりになる方法をご紹介しています。
ここまで下記の7つの低音を増強する方法を挙げてきました。
(1)おもいきってスピーカー交換
(2)スピーカーを追加
(3)壊れた大型スピーカーを使用して疑似サブウーハーに
(4)トーンコントロールの活用
(5)低域増強アダプター
(6)サブウーハー
(7)インシュレーターとケーブル
今回は具体的な事例の中で上記のどれがお勧めなのかを書いてみたいと思います。
(ロ)10cm以下のユニットを搭載した超小型スピーカーで低音をたっぷりにする方法
10cm以下のユニットが使われている場合は
ツィーターの領域まで高域特性は伸びていると思われますので
ほとんどの場合がフルレンジでしょう。
そこで、このクラスで代表的なユニット・・・フォステクスの
8cmフルレンジユニットFE-85Kの特性を見てみましょう。
周波数特性は125Hz~32KHzとなっていますが、
フラットに再生できるのは200Hz~です。
このようなユニットはどう頑張っても
100Hz以下の低音を再生することはできません。
こういった状態で低音をたっぷりにする方法は
上記の(1)、(3)、(6)が効果的だとおもいます。
正直なところ(1)がおすすめです。
低音を出すためにあの手この手とコストをかけていると
結局スピーカーを交換するぐらいのコストがかかってしまうというのはよくある話です。
しかし、コストに関係なく低音を出すということであれば
(3)か(6)となるのですが
このサイズのユニットにサブウーハーを組み合わせるのは
かなり大変なので、むしろ(3)の方が良いかもしれません。
うまく20~30cmくらいのウーハーがついているスピーカーが手に入れば
ウーハーだけを生かして、ウーハーには別のパワーアンプを使ってドライブします。
この場合、20~30cmウーハーついているスピーカーと
パワーアンプ、ケーブル等が必要になり
実験としては面白いのですが現実的ではありません。
やはり(1)がよさそうです。
8cmの直径のスピーカーでは55cmの直径のバスドラの音はでません。
次回に続きます。
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