『低音さみしくないですか? vol.1』の続きです。
『低音さみしくないですか?』シリーズでは
あの手この手で低音がたっぷりになる方法をご紹介しています。
低音を出す方法は実にたくさんありますが
まずは、スピーカーに関する変更で低域を増強する方法をご紹介します。
難易度に応じて、初級、中級、上級としてご紹介しています。
(1)おもいきってスピーカー交換
まずは初級です。
10cm以下の口径のスピーカーでの重低音の再生は絶対無理です。
大きなスピーカーに変えることをお勧めします。
皆さんそんなこと当たり前じゃん!!と思われるかもしれません。
インシュレーターやスピーカーケーブルを取り換えて低音が出る方法を
期待されていた事と思いますが、
実は、思い切ってスピーカーを変えてしまった方が割安になるのです。
中にはアンプが悪いのではと、パワーアンプまで変えてしまう方がありますが
そのスピーカーにそこまでこだわる必要があるのかを今一度考えなおしてみてください。
スピーカーを交換することで50Hzの音を+6dB(2倍)することは簡単ですが、
インシュレーターやスピーカーケーブルを100万円のものと交換しても
50Hzの音を+6dB(2倍)することはできません!
(2)スピーカーを追加
これは中級です。
口径の大きいスピーカーがあれば交換してしまえば良いのですが、
同じくらいの口径のスピーカーがあれば
そのスピーカーを並列に接続し、同時に再生することも有効です。
ウーハーが2ケになるということは
ウーハーの面積が増加することになります。
ここで注意しなくてはいけないのは
同じウーハーを2ケ使用しても最低再生周波数は下がりません。
ただし量は2倍になります。
例えば、100Hzまで再生するウーハーを2ケ再生しても
やっぱり100Hzまでしか再生できませんが
200Hzあたりの音量は2倍になります。
つまり、この方法は密閉型のスピーカーのように
最低周波数はそこそこ低いけど
音量が足りていないという場合に有効です。
(3)壊れた大型スピーカーを使用して疑似サブウーハーに
ツィーターが壊れてしまった大型スピーカーがあれば
疑似サブウーハーとして動作させることも可能です。
大昔の大型スピーカーがあれば、
スコーカーやツィーターのケーブルを切り離してウーハーだけが動作するようにして
並列に接続するのも良いかもしれません。
さらにトーンコントロール付のプリメインアンプがあまっていれば、
本格的なサブウーハーとして動作するようにもできます。
これは上級テクニックかもしれません。
これらの対策は完成形ではありません。
どんな品質の悪い低音でも
まずは低音が出ないと話になりません。
どんな方法を使ってでも低音を得てから
次にクオリティを上げる方法を考えましょう。
次回に続きます。
≪お知らせ1・7月のイベント≫
7月のイベントは新製品Cuculoシリーズの試聴会です。
フォノアンプやモノラルパワーアンプ等 6種のモデルをお聴きいただきます。
日時:2020年7月5日(日)9:00~18:00(その間の入退場は自由です)
場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)
レコード、CD、mp3ファイルをUSBメモリでお持ちいただければおかけします。
入場無料です。事前申込も必要ありません。初めての方もぜひお越しください。
≪お知らせ2・新製品発売キャンペーン≫
Cuculoシリーズ全機種、標準価格¥79800(税別)がキャンペーン価格¥39800(税別)に!
期間は2020年8月31日までです。
お申込は当社WEBサイトからCuculoシリーズの各モデルのページへどうぞ。
≪お知らせ3・リボンツィーターへ交換サービス≫
当社でお求めいただいたクアドラルARGENTUM 590とARGENTUM 520のドームツィーターを
リボンツィーターに交換するサービスです。
スピーカー1本につき15000円(税別)です。
お問い合わせは 電話 0584-51-6232
または、お問い合わせフォーム https://form.run/@musica2へご連絡ください。
≪試聴室(ログハウス)とログハウス見学予約状況≫
7月2日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ✕
15:00~17:00 ◎
7月3日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ✕
7月5日(日)9:00~18:00 7月のイベント 新製品Cuculoシリーズ試聴会
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
ご予約フォーム https://form.run/@musica2
電話 0584-51-6232
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https://www.musika.jp/en/index.html