『クアドラル・スピーカーの秘密 vol.2』の続きです。
ドイツ・クアドラル社のスピーカー・ロジウムシリーズについて
ドイツのクアドラル本社より技術担当役員のサッシャさんにお聴きしました。
ロジウムシリーズには日本にない技術やパテント等が使われているのでしょうか?
前回に続き、ツィーターについてお聴きしました。

ツィーターはハードドームですが、
素材はアルミとマグネシュームを合金にしたものとのことでした。
ツイーターの前面にはお椀のようなものがついています。

この原理を解説してもらったのですが、
かなり難しい話になり、翻訳はかなりタイヘンでした・・・。
このおわんのようなものとドームとの間には2mm程の隅間があるのですが、
音楽を再生するとこの部分の空気圧が増加し
エアーサスペンションのような効果が得られると共に
位相をコントロールし、広いサービスエリアを得ているとのことでした。
ちょうどホーンツイーターのイコライザーと音響レンズをたしたような効果です。
次にネットワークですが、
一般的には鉄芯入りのコイルが使用されます。
これはコイルの巻数が少なくできて、小型のコイルでも大きなインダクタンスを得ることが出来るためです。
当然価格も安く作ることができます。
ところが、クアドラルのロジウムには空芯コイルが使用されているとのことでした。
空芯コイルは電線が長くなってしまうので
その分電線の径を太くしなければならず、大型化してしまいます。
当然価格も割高になりますが、
しかし、空芯コイルは鉄芯による飽和現象がありません。
この飽和現象とは
一定以上の電力が入った場合に鉄芯の飽和磁気量を超えてしまうため
歪率が増加する減少です。
具体的には、鉄芯入りコイルで大音量で再生した場合に
伸びやかさがなくなり、つまったような低域になってしまう状態です。
クワドラルのスピーカーはとにかく低歪にこだわっているということを感じました。
次にエンクロージャーですが・・・次回に続きます。
11月のイベントBluetooth スピーカー製作教室は定員となりました。


三重県のケーブルテレビ局でもニュースで取り上げられました。
お申込いただきました皆様お待ちしています!
11月3日・祝日 10:00~13:00
場所:三重県いなべ市桐林館
参加費:8000円
主催:三重県いなべ市
ドイツ・クアドラル社のスピーカー・ロジウムシリーズについて
ドイツのクアドラル本社より技術担当役員のサッシャさんにお聴きしました。
ロジウムシリーズには日本にない技術やパテント等が使われているのでしょうか?
前回に続き、ツィーターについてお聴きしました。

ツィーターはハードドームですが、
素材はアルミとマグネシュームを合金にしたものとのことでした。
ツイーターの前面にはお椀のようなものがついています。

この原理を解説してもらったのですが、
かなり難しい話になり、翻訳はかなりタイヘンでした・・・。
このおわんのようなものとドームとの間には2mm程の隅間があるのですが、
音楽を再生するとこの部分の空気圧が増加し
エアーサスペンションのような効果が得られると共に
位相をコントロールし、広いサービスエリアを得ているとのことでした。
ちょうどホーンツイーターのイコライザーと音響レンズをたしたような効果です。
次にネットワークですが、
一般的には鉄芯入りのコイルが使用されます。
これはコイルの巻数が少なくできて、小型のコイルでも大きなインダクタンスを得ることが出来るためです。
当然価格も安く作ることができます。
ところが、クアドラルのロジウムには空芯コイルが使用されているとのことでした。
空芯コイルは電線が長くなってしまうので
その分電線の径を太くしなければならず、大型化してしまいます。
当然価格も割高になりますが、
しかし、空芯コイルは鉄芯による飽和現象がありません。
この飽和現象とは
一定以上の電力が入った場合に鉄芯の飽和磁気量を超えてしまうため
歪率が増加する減少です。
具体的には、鉄芯入りコイルで大音量で再生した場合に
伸びやかさがなくなり、つまったような低域になってしまう状態です。
クワドラルのスピーカーはとにかく低歪にこだわっているということを感じました。
次にエンクロージャーですが・・・次回に続きます。
11月のイベントBluetooth スピーカー製作教室は定員となりました。


三重県のケーブルテレビ局でもニュースで取り上げられました。
お申込いただきました皆様お待ちしています!
11月3日・祝日 10:00~13:00
場所:三重県いなべ市桐林館
参加費:8000円
主催:三重県いなべ市