アナログレコードが復活してきています。
当社が製作に関わっている
毎週月曜エフエム岐阜で放送の『ムジカスタイル』や
毎週金曜にケーブルテレビ局CCNで放送の『針の奏で』でも
アナログレコードは人気です。
ある方から当社で使用しているレコードクリーナーについての
ご質問がありました。
当社で使用されているレコードクリーナーは
米国ディスクウォッシャー社のdiscwaherです。

このクリーナーは20年程使い続けています。
当時、ダイレクトカッティングで有名だった
アメリカのレコードレーベル『シェフィールド』指定のレコードクリーナーでした。
4000円ほどでレコードクリーナーとしては高価でしたが
私の周りにも愛用者が多く、
レコード会社のエンジニアや
アナログプレーヤーのメーカーの方も使用されていました。
このクリーナーにはD4というクリーニング液が付属しています。

D4はレコードの表面にやさしいとレコード問屋の方も薦めてみえました。
現在はRCA社に買収され、
米国では同様の製品がRCAブランドで発売されているようです。
スタイラスクリーナーはデンマークのMBを使用しています。

このクリーナーはカートリッジメーカーのエンジニアのお勧めでした。
その方によると
カートリッジの感知レバー(棒の部分)とスタイラス(針の部分)は
なんと接着剤で固定されているそうで
この部分に有機溶剤がかかると針がとれてしまうことがあるそうです。
スタイラスクリーナーの主成分はアルコールですが、
アルコールも種類によっては危険なものもあるとのこと。
その点、MBは針がとれるといった事故を聞いたことがないと言ってみえました。
これらはいずれも現在日本には代理店はないようです。
残念です。