『いまだからマルチアンプ! vol.10』の続きです。
『12dB/oct 2WAYチャンデバ』の出力部について考えてみます。
昨日と同じですが、回路図です。
出力部分にも抵抗とコンデンサーを追加しました。
コンデンサー2.2マイクロファラッドは
直流が出力されるのを防止するコンデンサーです。
この回路は理論的には直流は出力されません。
また、出たとしてもごく僅かでしょう。
電子回路は各部の電圧がバランスすることで動作点を決定しています。
使用しているときは各部の電圧はバランスし、
最適な動作点にあるのですが、
電源ON/OFFの瞬間や、一瞬の停電等は
一時的に電圧のバランスを崩してしまいます。
そんなときは想定外の現象が発生することがあります。
そういった意味でこの2.2マイクロファラッドは必要なコンデンサーです。
その後にある470キロオームの抵抗ですが、
これはコンデンサー通過後の直流電位を0vにするためのものです。
これがないと、間違えて電源を入れたまま
RCAケーブルをパワーアンプに差し込んだとき
パワーアンプが故障する可能性があります。
あまり小さくすると低域が出なくなりますし、
大きくすると直流電位が上がりますので
このあたりが最適です。
蛇足ですが、回路図からも判るように
電解コンデンサー以外のコンデンサーを使用したときの最適値が470キロオームです。
電解コンデンサーを使用する場合は
2,2マイクロファラッドを4.7マイクロファラッドに、
470キロオームを47キロオームにすると良いでしょう。
次回に続きます。
お問い合わせの多いアウトレットモールはこちらです。
『12dB/oct 2WAYチャンデバ』の出力部について考えてみます。
昨日と同じですが、回路図です。
出力部分にも抵抗とコンデンサーを追加しました。
コンデンサー2.2マイクロファラッドは
直流が出力されるのを防止するコンデンサーです。
この回路は理論的には直流は出力されません。
また、出たとしてもごく僅かでしょう。
電子回路は各部の電圧がバランスすることで動作点を決定しています。
使用しているときは各部の電圧はバランスし、
最適な動作点にあるのですが、
電源ON/OFFの瞬間や、一瞬の停電等は
一時的に電圧のバランスを崩してしまいます。
そんなときは想定外の現象が発生することがあります。
そういった意味でこの2.2マイクロファラッドは必要なコンデンサーです。
その後にある470キロオームの抵抗ですが、
これはコンデンサー通過後の直流電位を0vにするためのものです。
これがないと、間違えて電源を入れたまま
RCAケーブルをパワーアンプに差し込んだとき
パワーアンプが故障する可能性があります。
あまり小さくすると低域が出なくなりますし、
大きくすると直流電位が上がりますので
このあたりが最適です。
蛇足ですが、回路図からも判るように
電解コンデンサー以外のコンデンサーを使用したときの最適値が470キロオームです。
電解コンデンサーを使用する場合は
2,2マイクロファラッドを4.7マイクロファラッドに、
470キロオームを47キロオームにすると良いでしょう。
次回に続きます。
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