北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

庭の昆虫たち

2013年06月22日 | 庭の出来事
先週、雨上がりの虫暑い日に1時間ほど庭で昆虫撮影を行った。(6月15日 札幌市厚別区)


モモブトチビハナアブ
とても身近な普通種でどこにでもいある種類。
キタヒメヒラタアブ、ホソヒメヒラタアブと共に多い。



スイセンハナアブ
今年は去年に比べて増えたな~と感じる。
この日カップルを2つも確認。
単独の個体も多かった。



ムネアカオオアリの女王蟻
玄関に2頭いた。
家の壁でもよく見られた。
このアリは祖母がよく駆除しているというが、この時期女王蟻が外から来ているので駆除したところで意味を持たないし、仮に住み着いたとしても(庭には住み着いた例がない)益虫として機能するので別に駆除する理由もないだろう。
単に不快害虫として見ているのだろう。



ハナムグリ


アオハナムグリ
ボタンの花は訪花性昆虫をよく誘引させる。
ハナムグリもアオハナムグリもどちらも今年はまだ見ていなかったので懐かしい感じがした。
庭にはこんなに頻繁にハナムグリ類が来るとは知らなかった。
ハナムグリ類は一度花に来ると長く滞在する。



ムモントックリバチ北海道亜種というらしい。
去年家の壁にこのハチのものと思われる巣があったが祖母に壊された。
中には5頭くらいの芋虫が入っていた。
やはり祖母は虫嫌いなのである。



モイワサナエが窓枠に止まった。
庭の近くでたまに飛んでいて、何でここにいるのと思っていたがついに庭でも見つかった。
結構移動する種なのかもしれない。



コンポストにてキボシヒラタケシキスイ
ベランダで干からびて死んでいる個体しか見たことがなかったので、生態写真を撮るのは初。
嬉しい成果となった。

庭はとても身近な空間で、身近な昆虫とじっくり向き合うことのできる場所である。
普通種の写真をじっくり撮りたいのにはもってこいである。
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