北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

7月3日 ライトトラップ&外灯回り 湿地性キヨトウ類など

2015年07月10日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
7月3日、近所の湿地でライトトラップをしました。
湿地性のキヨトウなどが狙いです。

月齢 7月2日に満月でした。

午後11時の北広島市のiPhoneの天気予報
気温 14°
曇り
湿度 11%
降水確率 4%
風 北4m/s
体感気温 14°
仕様器具:HIDハンディライト
来た順に掲載

ライトトラップスタート。


ヤナギサザナミヒメハマキ
よく見るハマキガの一種



シラフオオヒメハマキ
なかなかにかっこいいハマキガ。
初見です。



イヌエンジュヒメハマキ
沢山来ました。



ツマグロキヨトウ
初見キヨトウ。
何に付くかはわかっていないそうですが、湿地性らしいです。
北海道と本州、そして東アジアに広く分布しているようです。



アサマキシタバ
この時期多いようです。
3個体飛来しました。


別個体。



クルマスズメ
スズメガの中では好きな部類です。



クビワウスグロホソバ



ハイイロヨトウ
以前はハイイロキリガと呼ばれていたそうです。
個人的に「キリガ」の方が特別な感じがしていいなぁ~なんて思いました。



タテシマノメイガ
タテジマではなくタテシマと濁らないところが紛らわしいです。
2個体飛来。



ヒメツマオビアツバ


湿地内の別の位置でまたライトトラップ開始


ハイイロヨトウ
数個体が飛来しました。



ギンモンミズメイガ
ミズメイガ類をやっと見ることができました。


羽を閉じました。



マツバラシラクモヨトウ
初見です。
ネスジシラクモよりがっちりしていてかっこいい。
亜外縁線が外方にW字状に突出するのが特徴だという。
ヨーロッパではイネ科に付くという。



ここでもツマグロキヨトウ
後翅が黒かったです。



ウスベニキヨトウ
ツマグロに続きまた初見キヨトウ。
何に付くかはわかっていないですが、湿地性だそうです。
ツマグロといい本種といい湿地性の種はまだ明るみになっていない事柄が多いのでしょうか。


シート状に載ってくれましたがすぐにどこかへ行ってしまいました。



クルマアツバ
純正です。


続いて外灯回りをしました。


クビワシャチホコ
好きなシャチホコガ。



ベニヘリコケガ
交尾体。



オオキノコムシ
道路の真ん中でじっとしていました。



ズグロツバメアオシャク
次の日も見られたのでそのときに全体像を載せますね。



スカシノメイガ
ミズメイガっぽい模様。
でも大きいです。


・この日確認した初物蛾(頭数指定のない種は1頭のみの確認。)
ウスムラサキヨトウ 写真割愛
マツバラシラクモヨトウ 初見
ハイイロヨトウ 数頭 初見
ウスベニキヨトウ 初見
ツマグロキヨトウ×2 初見
ギンガの一種 写真割愛
クルマアツバ
ヒメツマオビアツバ
シロツバメエダシャク 写真割愛
クルマスズメ
ウチジロマイマイ 写真割愛
クビワウスグロホソバ
ベニヘリコケガ×3
シラフオオヒメハマキ
ヤナギサザナミヒメハマキ 数頭
シロツトガ 初見
ギンモンミズメイガ 初見
タテシマノメイガ×2 初見
スカシノメイガ

この時期に入っても19種の初物を追加できました。
特に僕自身の初見が7種というのが驚きです。
中でもヨトウガ類が4種も追加できたのが大きいです。
湿地はまだ見ぬ不思議な蛾がいて面白いですね。


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コメント (2)
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