日曜日の昼、0時過ぎから庭に散水し始めました。
私ではなく、隣のお婆さん86歳が。
足はしゃんとしていて、
下駄を履いて水を撒いています。
昨日は3時間半、
一昨日は2時間半、
狭い庭の植木に散水しました。
一昨年あたりから、
その散水風景が、おかしく、
すでに枯れた木に延々と散水をするのです。
ご近所の方が「枯れているから、水をやらなくていいよ」と話していましたから、
お婆さんの注目ポイントが別の植木に変わり、
今は、その植木ばかりに水を撒いているのです。
これらの植木も、うどん粉病となり、今は葉が枯れてきました。
我が家の洗濯物は何度も、びしょ濡れとなり、
庭の木も枯れました。
この数日、散水が長時間となり、
昨日、正午から、今日にかけて、
ホースの水は最大で出っ放しです。
途中、思い出したようにホースを手に取り、
同じ木に撒いています。
なぜ、水を止めるよう言わないのか?というと、
娘家族がお婆さんの足で歩いて20歩くらいの場所に住んでいるので、
夜くらいは、お婆さんの様子を見に来るだろう、
86歳で、かなりの認知症と持病があるんだから、
と思っていたのですが、
全く、来た様子がない。
水は最初より、凄まじい勢いで出っ放しで、
幸い前が田んぼや用水路があるので、
庭からそこに流れ込んでいて、
我が家や他のお宅に迷惑はかかっていないので、
ご近所もほったらかしています。
お婆さんは娘と折り合いが悪く、
ケンカをしているそうで、
ご近所も、お婆さんと娘の関係に入らないようにしています。
認知症の親が、だいたい86歳なら、
必ず何かあると考えなければならず、
歩いて20歩なら、
夜は親が寝つくまで見てやればいいのに、と私なら
ほおっておかないが、
このお婆さんは娘が若い頃、きつくあたった母親らしく、
娘も孫も、お婆さんの家には、寄り付かない。
お婆さんのご飯も弁当を頼んでいて、
娘家族と一緒に食べているようでもない。
認知症の人が他人様におかしなことをするのを
ほったらかしにしているのは、
大抵、その家族も何かおかしく、
他人は家族の中に入れないので、
ますます、重症認知症高齢者と、そのおかしな家族、
というまわりの認識となります。
ご近所は、お婆さんの子どもたちが
家に近寄らないので、
いつか、何かある、と警戒していたが、
この延々と、すでに12時間
お婆さんの家のホースから
すごい勢いで出っ放しの水が、
何かある、そのものだと思った。
まだ、水だから、
水道代が何万円か、プラスだろうけど、
これからは、火に警戒です。
「家の中で死んでいて、娘が気づかず数日、なんてないだろうね」と
ご近所は言われているが、
歩いて20歩くらいが娘の家なんだから、
死んでたって、我々は関係ないわよ、と私は考えています。
人を疑う猜疑心の強い認知症なので、
以前、私が疑われて、怒鳴り込まれたこともあります。
我が家の給湯器の工事に来た業者さんに
「何をしているんだ?」と怒りだしたこともあるので、
他人が関わると大変なことになります。
今、際限なく流れ出ているホースの水は、
果たして、いつ止められるのだろうか?
私は、家族がコントロールしていない認知症高齢者には、すごく恐怖を感じます。
脳が原因の精神疾患だから、ほったらかしは恐ろしい。
これは、私だけではないと思いますよ。
家族に話したところで、
認知症高齢者はほったらかしだから、全く何も変わらない。
認知症高齢者の被害から、
我が身を守るしかない、とご近所とも話してます。
ちなみに、このお婆さんは
デイサービスにも通っているし、
ヘルパーさんも来ている。
でも、子どもや孫が、よく見ているというものではない。
子どもや孫がいても、何の役にも立たない。
他人様に被害者が出ないことだけ、私は考えてます。
ご近所に知らせて、さらに警戒だなと思うし、
家族が見ないなら、
施設に入ってほしいくらいです。
こういう、ほったらかし高齢者が近所に何人かいて、
ご近所が被害にあってます。
もちろん、家族は、わかっていません。