夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

発見!ジャガイモの実の正体とは

2015-07-17 06:41:24 | ブログ
ジャガイモの花が終わり、花のあとには小さな実がチラホラと付いています。

画像が悪くて残念な写真ですが、これがジャガイモの実の正体。
ミニトマトと同じような形をしています。

植物学は花の形状で分類します。ジャガイモの花をよく見ると一つひとつはナスの花に良く似ていて
つまり、ジャガイモはナス科に属するのです。
勿論、トマトもナス科の植物と考えるとこの形はガッテンいきますね。
このまま置いておくと、実は黄色くなりますが、赤や紫に変化することはありません。
味はニガスッパイく、熟すと若干甘みを感じるようになります。
ある人が「中国では胃薬として使われる」と言っていましたが、ネットで調べる限りその真意は確認できませんでした。

今年の天気の傾向と花の状態を見ると
花が一杯開いたのは、『低温下での着花は著しく悪い』と言うことが要因かもしれません。
トマトもナスもそうですが低温ではホルモンの影響でほとんど実を着けません。
それを補うためにホルモン処理を専門農家はしますが、
今年、あれほど多くの花が長く咲き続けたにも関わらず、実は探さないと見つからないのは
やはり、寒さが原因だったからでしょう。
実を着けるとそちらにエネルギーが使われるので、落ちるのは歓迎で、
貯蔵根の方にエネルギーが使われれば良い状態とも言えそうです。

すでに土の中にジャガイモはでき始めています。先日は日照りで、枯れ込みが始まりましたが、
この雨でだいぶ復活した様子。8月10日ぐらいまで、緑で覆われていれば今年も間違いなく豊作ですね。

ということで、今日は暑くなるようです。皆さまも熱中症対策をしっかりしてお過ごしください。
さてさて、台風のゆくへは、、、、えっ!?

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