夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

令和3年12月一般質問 回答編

2021-12-22 09:28:57 | 議員報告
現在、国が新規就農者に対しどのくらいの政策支援があるのかよくわかりませんが、
来年度の新規就農者に向けた国の支援は500万円。更に250万円の道の支援、更に無利息融資が250万円を含め最高1千万円の初期投資ができるそうです(下の新聞記事参照)。
詳しい条件は調べてみないといけませんが、ハウス農家を始める場合、1000万円の初期費用が確保できれば、次年度から農業収入での生活は可能。
――――「なんと羨ましい」
僕も全く支援がなかったわけではありません。召喚が免除された融資やビニールハウスの補助(村)、倉庫を建てた時の無利息融資など、、、。
支援に助けて頂きここまで何とか来れたとも言えますが、今回政府が打ち出した支援策は桁違い。特に手持ちの少ない若者の就農に対し、かなり手厚い助けになりそうですね。



と言うことで、今日は先日行われた一般質問に対する答弁のご紹介です。
正式な回答は公平を期する為、議事録(又は広報『議会だより』)の公開を待って行いますが、日が開いたので、質問を要約した上で、教育長の回答を、私なりに解釈(要約)してお伝えしようと思います(藍色が教育長)。あくまで分かりやすいように一方的にまとめたことをご理解ください。

スポーツ少年団の活動について

1.教職員の関わり方
2015年ごろから教員の過重労働が見直され、2019年には加速度的に働き改革が進み、放課後の活動や中学生の部活動の形態や質が見直された。その分、少年団との繋がりが薄くなり、活動は練習時間を制限するか、保護者の負担を増やすかのどちらかを選択する事を余儀なくされた。現在、保護者が中心になって活動するクロスカントリースキー少年団をどのように見ているか?

教職員は少年団の活動に関わることは本務ではなくボランティアで行うもので、教職員と少年団は信頼関係で成り立つもの。

2.組織の在り方について
クロスカントリー少年団という名称で呼んでいるが、実際には任意の団体だ。日本スポーツ協会は「スポーツを通して青少年のこころとからだを育てる組織を地域社会に、、、」と言うスローガンを掲げる。指導者の育成や発掘もそうだが、安全性、食事指導、他団体との連携など活動は多く、それらが、指導者同士の連携、生徒と指導者の信頼、そして親との円滑な運営がなされるものではないだろうか?過去の活躍を鑑み、持続可能な団体としての見直しが必要な時期にきていると思うがいかがだろうか?

組織化に付いては前任教育長も必要があれば申し出るように各団体に声がけしているが、求める声は出ていない状況なのでニーズはないと考える。


3.持続可能なスポーツ少年団の創設について
日本スポーツ協会は、中学生以上は単一型、小学生には複合種目型のスポーツが理想だと示し、トレーニング、休息、栄養の三要素を兼ね、走る、飛ぶ、投げる、蹴るなどの基本動作を学ぶ活動を求めている。村の独自の教育行政として一歩踏み出して考える必要があるのではないだろうか?学校統合を見据える前に共動で地域の子供達を育てるという観点からも着手して欲しい。持続可能なスポーツ組織があれば赤井川村の魅力となり「赤井川村で子育てがしたい」と思える原動力になるのではないだろうか…?

スポーツ少年団に付いては学校や行政がその活動を決めてリードすることは、社会教育、スポーツ少年団の主旨にあるべき姿と離れるものであり、特定の団体に限定した支援は教育委員会として行うべきではない。

4.改善
『大会の華やかさと日頃のトレーニング』スポーツの世界でのギャップは当然の事だ。しかしプロではない。小中学生のスポーツだからこそスマートで誰もが親しめる環境の整備が必要ではないだろうか?クロスカントリースキー少年団を始め、様々なスポーツ活動で抱えている問題点をしっかりと拾い上げ、抱えている問題を可視化し、将来、赤井川村を担ってくれる青少年の発達の為、スポーツ活動の改善を検討頂きたいが教育長の率直な考えをお伺いしたい。

各団体の自主性を尊重しながらその活動を応援するというのが本村の基本方針である。


本当に良いんですかね~。
「特定の団体に限定した支援は教育委員会として行うべきではない。」なんて、、、。

今回の件でも、モビルの管理や学校の通学規則に関わる問題も回答の中で疑問を逆なでするような発言があり、
実は「突っ込み処が満載」なのですが、現在のクロスカントリー少年団の活動に影響を与えるといけないので止めました。

間違いなく現在のクロスカントリー少年団は村と教員と教育委員会が作り上げたものです。
それを「繋いで」、「繋いで」来たのが現実で、時代が変化したら、それに対応させる必要があるのです。
ボランティアに任せて、あとは「知らない!」じゃ、あまりに冷たいですよね。――――「村長!」

この問題は簡単に前に進むとは考えていないので、他団体の意見も聞きながら、今後の『村づくり』として必要な課題を提示して行けたらと思います。
質問を長文にしたのは出来うる限り限界まで要望したかった為です。一方的に要望するのはこれが限界。
特に子供を持たれる父母の皆様でご意見がありましたら遠慮なくお伝えください。


最後まで読んで頂きありがとうございます。



予定通り、昨日畑の通信を約250名の方に発送しました。
利用者を増やすより、美味しい野菜作りをしたいと思って今までやってきました。
来年はいよいよ30年目。区切りの一年に向かって頑張ります!
と言うことで、今日のブログはおしまい。
素敵な一日をお過ごしくださいね。

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