29日(土)は曇り時々晴れと言う感じでしたが、気温はけっこう高く、夏物へ逆戻りした薄物の人も見えました。おかしなお天気です。
大阪市内を歩いていると、やたらに「大阪マラソン」という看板が立てられています。30日(日)予定ですから明日です。雨が予想されています。終戦直後(60年ほど前)、広島県出身の19歳田中茂樹さんが「ボストンマラソン」で優勝して、私達同県人としては特別に喜んだものです。原爆被害者の多い地域で、戦争直後アメリカに特別な意識を持っていた中での優勝ですから、誇らしく思ったものです。でもボストンという町がなぜマラソンを主催するのか、私はまだ若く理解に苦しみました。当時それが古い歴史あるマラソンと言うので、その町の大事な行事だと受け止めました。その後、ニューヨーク、ロンドンやベルリンなど世界の各大都市でマラソンが行われ、知名度を上げるイヴェントになってきました。日本でも、東京はじめ最近は増えています。でも、追っかけの人真似の感じは否めません。創造性、新規性を感じません。何を目指して大阪がマラソンかと思います。赤字に苦しむ府民や市民をしり目に何がマラソンか、と思っています。交通規制するようですが、その価値があるでしょうか。