楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

蠟梅(ろうばい)の花が黄色く

2010年12月25日 | 日記

25日(土)はまずまずのお天気でしたが、寒気が厳しくとうとう大阪でも昼過ぎには今年初めて雪(初雪)が降りました。周辺の県や市では今後も雪が続くといいますから、尋常ではありません。本当の「ホワイトクリスマス」です。

ご近所で知人の一人H氏が年末に来て心不全で急逝されました。81歳。元学校教師(英語?)で礼儀正しく厳格な人でした。(仏式ですが)クリスマスにお葬式を出すということで、葬儀場へ行ってきました。この寒さは色々な面で影響があるみたいです。公園の隅に「蠟梅」が咲いていました。これは、正確には公園敷地内ではなく隣接する畑の中に咲いている感じです。毎年極寒の頃黄色の小ぶりの花を咲かせています。「ろうばい」を辞書や歳時記で調べると まず狼狽、老梅などが出てきて狼狽します。この蠟梅は中国原産で寒い時の花では珍しかったのでしょう。季語は冬であり本によると花は黄色でよいのですが、ものによって暗紫色だというものがあり、どれが本当か分かりません。私は昔、俳画をかじったことがあり、お手本の色から黄色い花が「蠟梅」だと信じています。寒い時に健気です。

「 蠟梅の 香りが身に添いて 年守る 」   三宅一鳴(俳句歳時記 角川書店)