楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

竹林をパワーショベルで

2010年12月17日 | 日記

17日(金)は寒いが無風で凌ぎやすい日でした。北からの寒さはこたえます。今日は思い切って、かなり古くなった赤い、厚手のジャンパーを着てみました。

昔は(30年ほど前)、会社へ出かけるサラリーマンが近道して竹林の坂をを通りかかると、春には「今朝早く掘った筍だよ、買って行かないか」とおじさんが声をかけてきたものです。会社へ筍なんか持っていけないので断る人が多く、私もそうでした。ほんとは残念でした。私の記憶では新鮮で、ずいぶん安く買えた金額でした。だんだんマンションが増えてきて、立て込んできました。一般住宅も建築され多くなりました。そんなことをいう「おじさん」もいなくなりました。竹林も残り少なくなってきました。ずっと6,70年前の昔の時代、千里丘陵には全体的な竹林があり、うっそうとした竹が生えていたということです。今日何年振りか久しぶりにその竹林を隙間から覗いてみると、竹の残りが少ない林をパワーショベルが掘っていて竹林がなくなっていました。周りのマンションや住宅には、施工中のU社向けに「環境破壊するな」とか「役所とのずさんな癒着」とか書き込んだビラが出ていましたが虚しい感じです。。間違いなくU社のマンションは基礎工事が進んでいました。もう竹林を愛でる気持ちは思い出の昔の話ですね。