ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

119話 姑息  (リトル・ガーデン-6)

2015年10月29日 | アラバスタ編





腹の中を爆破され、ルフィに倒されて立ち上がった"青鬼のドリー"は、自分を止めようとするルフィの上に恐竜の骨の家を乗せて、ルフィの身動きをとれなくした。
ルフィは、骨の中から必死に「この決闘は邪魔されたんだ!!!邪魔が入った決闘なんて、決闘じゃねェぞ!!!!」と叫んだが、聞き入れられることはなかった。



「黙れ、たかだか10年や20年生きただけのお前らに、エルバフの"高き言葉"が聞こえるものか!!!一旦始めた戦いから逃げることは戦士でなくなる。戦士でなくなれば、おれはおれでなくなるのだ。これは戦いの神エルバフの下した審判だ・・・、おれに加護がなかった、それだけの事・・・!!!」
ドリーは、そう言い残して、決闘に向かってしまった。


ルフィは、ドリーを止めることが出来ない事を、この決闘に邪魔が入った事を、自分の事のように悔しがった。「ヴーっ!!!!せっかくすげぇ戦士に会ったと思ったのに・・!!!!誰だ!!こんなことすんのは・・!!!」
ビビは、出合ったばかりの巨人のためにここまで心を砕くルフィが、懸賞金つきの悪党だとは思えなかった。


その頃、『姑息な大犯罪』がモットーのMr.3の策略が発揮されていた。


ナミが、恐竜や猛獣が怖いと堂々と言い張るウソップを連れて、ルフィの元へ向かっていた。ウソップの言う"勇敢な戦士"は精神論であって、現実は「怖いものは怖い!」と堂々と胸を張って言えるようになったに過ぎなかった。ナミとウソップが進む森の中で、ナミはルフィに出会って立ち止まったが、それが罠だった。

別の場所では、狩りの途中で迷子になったゾロが森の中でナミに出合ったが、それが罠だった。


ナミを見失ったウソップは"本物のルフィ"の元にたどり着き、ルフィから巨人達の誇り高い決闘に爆弾で邪魔が入ったことを聞き、て憤った。「そんな勝負のつき方があるかよ!!!!」


何も知らない"赤鬼のブロギー"は、決闘の場で「ガバババ!ドリーよ!!久しぶりの酒は格別だったろうっ!!」と愉快そうに声をかけた。
ドリーは「あァ・・・、神の味がしたぜ」とだけ答えて、いつものように本気の決闘がはじまった。
戦いが始まって、ブロギーはドリーの様子がおかしいことに気付いていたが、その手を緩めることはしなかった。本気で戦うことが、エルバフの戦士への敬意だから。
瀕死の体でありながらも戦い続けるドリーにしびれをきらしたMr.3が、さっさと決着をつけさそうと、ドリーの足元に「ろう」を流した。
足をすべらせて転倒したドリーの頭上に、ブロギーの大なたが振り下ろされる。












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