ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

44巻-424話 脱出船 (ためらいの橋の戦い-7)

2016年09月04日 | エニエス・ロビー編





フランキーとロビンは、「ためらいの橋」にいた海軍を蹴散らして、”護送船”を海軍から船を奪い、麦わらの一味の”脱出船”として、彼等の到着を待った。
『バスターコール』の軍艦に包囲され、容赦ない戦火の中、二人は彼等を信じてここで死守するつもりだった。




すると間もなく、海の中から「死ぬんじゃらいよーーーーー!!!」の声とともに太った人魚が飛び出してきて、ルフィを除く麦わらの一味全員と、チムニーと猫を”護送船”の甲板へと押し上げた。
奇跡的に全員気絶して仮死状態にあったため、水を飲まずに済んでいる。
皆一様に、何かとんでもないショックを受けたようであった。



ココロばーさんは、ニコ・ロビンに話しかけてきた。
「おまえらね?”海賊王”の小僧が助けに来た仲間。シフトステーションであった時はまさか、おめぇらがこんなコトしでかすなんて考えもしなかった!!
海賊王になるなんて笑っちまったが・・・、案外ホントかもしれねェな・・・」
と言うとンガガガガカと笑った。
ロビンはその言葉を否定せず、穏やかな顔で「ふふ」と笑った。





目を覚ました”麦わらの一味”は、ココロばーさんが人魚だと言う事実に驚愕していた。
「あたしは”シラウオ”の人魚らよ。人魚ってのは年の頃30を境に尾ひれが二股になって、陸上生活できる体になる神秘の種族。いつか”魚人島”に行けばわかる。」

それから、ロビンの姿を見つけて一味は感動した。
ナミとチョッパーは、ロビンに泣きながら抱きついて、感情を爆発させて喜び、ロビンはその勢いにたじろぎならも「お蔭さまでありがとう」と応えた。



オハラを出てから今まで、誰にも生きている事を喜ばれた事はなかったし、ましてや生まれて今まで一度も抱きついてくる友人や仲間なんていた事がなかった。

一通り再会を喜んだ後、改めて周りを見た一同は驚いた。
自分達が先ほどまでいた「エニエス・ロビー」の島が、軍艦からの砲弾で燃え盛る火の島と化してゴウゴウと炎をあげ、その地面を焼き尽くそうとしていた。
これが『バスターコール』、これがロビンの見た悪夢・・・・。



呆然とする一同にフランキーが説明する。
「この攻撃はニコ・ロビンを死なせねぇように命令がくだっている為、橋は狙ってこねぇんだ」
だが、その橋では1つの戦いの煙が上がっていた。ルフィと”ハト野郎”だ。

ゾロが決断する。
「ハトのヤツは只者じゃねェ。おれ達が加勢してバラバラになっても仕方ない。あの軍艦の群れがいつ”こっち”を向いても、逃げ道を見失わないようにおれ達はここでルフィを待つ!!それでいいんだ。嵐はこれからだぞ!!!!」








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