ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

601話 ROMANCE DAWN for the new world~新しい世界への冒険~

2017年03月01日 | 魚人島編




偽ゾロと偽サンジの案内でルフィは、「46番GR」の偽”麦わらの一味”集合地に到着した。

偽麦わらのルフィが、本物ルフィを壇上で見せしめに処刑しようとした時、広場を海軍が包囲し、一気に集まった海賊vs海軍の衝突が始まった。海軍は偽麦わらのルフィの情報を掴んで来たのだった。



その海軍の中には、2年前のシャボンディ諸島の戦いと、頂上戦争で2度ルフィと戦ったことのある「戦桃丸」と、当時使ったプロトタイプの「パシフィスタ」が複数機いて、パシフィスタはその能力でここに本物のルフィがいる事を正確に感知していた。
集まった海賊達では、パシフィスタに手も足も出ない。
偽麦わらのルフィは逃走を図ったが、あっけなく「戦桃丸」に一撃でやられた。蓋をあければその男は懸賞金2千600万ベリーの”海賊二枚舌のデマロ・ブラック”という小物であった。



偽ルフィがやられても、パシフィスタは攻撃を続けた。攻撃の先には、本物の4億の男、”麦わらのルフィ”その人がいた。



本物ルフィの一撃でパシフィスタ・プロトタイプは木端微塵に粉砕されて、各の違いを見せ付けた。


これを見た戦桃丸は、”麦わら”が覇気を纏って以前の数倍強くなっての、完全復活を果たした事を悟って青ざめた。やはりあの時、この男を逃がすべきではなかったのだ。

騒ぎを聞きつけて来ていた本物のゾロとサンジもまた、パシフィスタをいとも簡単に粉砕して見せ、”麦わらの一味”全体がこの2年でパワーアップしている事を印象づけた。



3人の登場と圧倒的強さにどよめいた海軍は、標的を3人に絞って全勢力を注入しようとした、その時、広場にあの伝説の人物”冥王レイリー”が現れて、海軍の足は止まり、水を打ったように静まりかえった。僅かに海兵達がゴクリと唾を飲み込む音だけがした。


レイリーは「フフフ、一応様子を見に来たが問題なさそうだな。更に力が洗練されている!では早く仲間の元にいきなさい」とルフィに声をかけると、ルフィは持っていた荷物を降ろして、改まってレイリーに向き直った。
そして両手を力強く天に突き上げると「レイリー!2年間本当にいろいろありがとう。
・・・・レイリー、おれは・・・やるぞ!!”海賊王”に!!!おれはなるっ!!!!」
と堂々宣言すると荷物を持って「じゃ、レイリー、行ってくる!!!」と無邪気な笑顔を見せて走って行った。



ルフィのその姿と、変わらぬ夢にレイリーの目は潤んでいた。
レイリーはこの2年間、弟子と師匠としていろんな日々を過ごしてきたことを思い出して感無量となり「・・・ああ・・頂点まで行って来い!!!」と笑顔で弟子の旅立ちを見送った。



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