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眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

2013年に観た映画 (オフシアター日本映画編)

2014-05-17 13:56:44 | 映画1年分の「ひとこと感想」2006~

日本映画の自主上映は毎月行われているのですが、上映会場が私が長時間居られない場所だったりして、なかなか行く機会がありませんでした。去年観に行けたのは、以下の3本だけです。


☆『かぞくのくに』(監督・脚本:ヤン・ヨンヒ)

映画のラスト、大型のスーツケースを買って帰る妹の表情が忘れられない。

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/43b68a2d29c16284e0ae27540b7903fd

『ふがいない僕は空を見た』(監督:タナダユキ 脚本:向井康介 原作:窪美澄)

絵を描くのが好きな知り合いの少女たちがよくコスプレもしてたのを思い出す。とにかく楽しそうだった~(^^)

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/3cd310396d758e16b8345e7be61336c5

『この空の花 長岡花火物語』(監督:大林宣彦)

2012年のオフシアター・ベストテン上映会で(オプションとして)上映された高知未公開作品。(疲れてメモはなし~) とにかく圧倒的な物量・重量の色・音・感情・説明・・・何より「言葉」の氾濫で、「映画」というものとは違う何かにぶつかった?ような印象が残った。
個人的に好きだったのは、終盤スクリーンに大写しになった大輪の白菊を思わせる花火 。映画のタイトルそのもの・・・でもあるので、あの「花」がそのまま生きるような映画を観てみたかったな・・・なんて後で思ったりした記憶も。

 

2013年高知のオフシアター・ベストテン選考会で選ばれた、日本映画のベスト10を載せておきます。


      ① かぞくのくに (監督:ヤン・ヨンヒ) 主催:シネマ・サンライズ
      ② 箱入り息子の恋 (監督:市井昌秀) 主催:えいネ~
      ③ 放射線を浴びた【X年後】 (伊藤英朗) 四国文映社 県上映実行委員会  
      ③ おだやかな日常 (内田伸輝) エスパス・リエゾン
      ⑤ 空飛ぶゆうれい船 (池田宏) 県立県民文化ホール
      ⑥ 希望の国 (園子温) 小夏の映画会
      ⑦ この空の花 長岡花火物語 (大林宣彦) 高知のオフシアター・ベストテン上映実行委員会他
      ⑧ ふがいない僕は空を見た (タナダ・ユキ) シネマ・サンライズ
      ⑨ 遺体 明日への十日間 (君塚良一) 四万十公社
      ⑩ 陸軍登戸研究所 (楠山忠之) 県上映実行委員会
      ⑩ 相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶 (松林要樹) シネマフィロソフィア3・11


『空飛ぶゆうれい船』と『遺体 明日への十日間』は、TV画面で私も観ました。特に「遺体・・・」は、以前原作をどうしても読み続けられなくて、結局読むのを諦めてしまった・・・というものだったので、今回映画で観られて良かった。(ほんの少し読んだだけの私が言うのもナンですが、原作に非常に忠実な作り方をしている作品だと感じました)
『希望の国』も観るのに体力が要りそうな作品ですが、機会があったらいつか観ようと思っています。
 


 

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