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富士市今泉の昔話(149)善得寺城(再6)

2015年03月21日 10時33分18秒 | 昔話
富士市今泉の昔話(149)善得寺城(再6)

善得寺城の東の要害状況を見る。
福応寺の前の谷に始まる2~3丈の崖より南にガマ(湧水地)との間に崖が続く。
虎口より始まる家康の善得寺御殿への今泉往還は此処を通る。真直ぐの道は北の大空壕と
推定する場所であり、左の杜が愛鷹神社である。写真の左は曲折を経て虎口に通じ、右は
向小路(後に武家屋敷と推定の字名)・市場・田宿・坂本を経て瀬古の善得寺御殿に達
する。






福応寺より下の湧水地へ下りる意楽道(意楽寺があったよりの名前)、左の崖が南に続
いている。野面積みの石垣、露出熔岩を交えた崖、崩落の進んだ崖等と続くが調査保存
が進むことを願っている。







搦め手と考えられる東の道路。小道を挟んで野面積みの石垣が続く。





今年も「かたくり」の花が咲いた。欣喜雀躍である。庭の一所が輝いて見える。
彼岸には咲く「地獄の釜の蓋」(草の名)が小さな紫の花を見せてくれている。










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