富士市今泉の昔話(91)外伝 善得寺考 霊場巡り(30)
「四国霊場巡り」満願近くに思はぬ頓挫、パソコンの不機嫌に会
い、ブログ1週間のやむを得ぬ休み。再開する。
四国霊場第79番 高照院
順拝日 20,3,17、
由緒等 弘法大師が八十場(矢蘇場)の泉(日本武尊の所縁)
を巡錫中に霊感を得て、近くの霊木で、十一面観音像
と阿弥陀如来、愛染明王を刻み、堂宇を建てて安置し
た。大師が秘法を修された時、山の鎮守金山権現が現
れ、それに舎利を感得したのでこれにちなみ金華山摩
尼珠院と号した。後の保元の戦乱で寺は焼失し、近く
の高照院を移し再建した事から高照院と呼ばれるよう
になった。
此の寺に居られた崇徳天皇が亡くなられ、やがて白峰
山で荼毘にされた。それからは天皇寺とも言はれ、崇
徳天皇を祀る白峰宮の別当に任ぜられた。
26,2、「徳さんのお遍路さん心の旅」放映を懐か
しく見た。
御本尊 十一面観世音菩薩
御詠歌 じょうらくの うきよのなかを たずぬべし
てんのうさへも さすらひぞある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/09/21ffd5948adedfa27789874ef6c0d16a.jpg)
四国霊場第80番 国分寺
順拝日 20,3,18、
由緒等 寺伝によれば天平13年(741)聖武天皇の勅に
よって、行基菩薩が開基し千手観世音を刻み安置し
た。後に弘法大師が留錫して尊像を補修され、霊場
に定めた。
右側に7重塔跡があり、15の礎石が残っており、
いまでは石造の7重塔(鎌倉時代)が建っている。
本堂の前に金堂跡があり、33個の礎石が在り、昔
は7間4面の大堂が建っていた
(所感)国分寺址てふ石や松の芯 稜子
御本尊 11面千手観世音菩薩
御詠歌 くにをわけ のやまをしのぎ てらでらに
まいれるひとをたすけましませ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/00/0a1e23f97579b96d448a81dfaee8a897.jpg)
四国霊場第81番 白峰寺
順拝日 20,3,17、
由緒等 5色台の西に在る白峰(標高336,9m)に白峰寺
はあるが、崇徳天皇の御陵が在ることで知られてい
る。
始めは弘法大師が登山して宝珠を埋めて閼伽井を掘ら
れ、後に智証大師が山上の瑞光を見て不思議に思って
いると、山の鎮守が現れて山中へ導き、霊地であるこ
とを告げたので、千手観世音を刻まれ、本尊として安
置した。
(所感)うぐひすの声を雲居の白峰寺 稜子
御本尊 千手観世音菩薩
御詠歌 しもさむく つゆしろたへの てらのうち
みなをとなふる のりのこえごえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b9/e8c96466a31f9b3ba59baec75e1cea21.jpg)
四国霊場第82番 根香寺
順拝日 20,3,17、
由緒等 弘法大師は入唐前にこの山に登って草庵を結び、霊場
とした。天長9年(832)智証大師が青峰の麓へ巡
錫した時、白髪の老翁(市之瀬明神)があらはれ「こ
こは観世音の霊地で3谷ある。毘沙門谷に行場を、法
華渓に本堂、後世谷には法華三昧の道場を造り、また、
蓮華谷の香木で本尊の観世音を刻むように」と告げた。
智証大師は山を開くにあたり市之瀬明神と山王権現を
鎮守として祀り、香木で観世音の尊像を刻んで先の老
翁の言ふ如く安置した。
香木の根の香りがあまり高いので寺名となり、川に流れ
て香るので「香川」の県名がつけられたもいふ。
御本尊 千手千眼観世音菩薩
御詠歌 よひのまの たへふるしもの きへぬれば
あとこそかねの ごんぎょうのこえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/40/e21c621ec40d0717def16f77d3fcbe4e.jpg)
四国霊場第83番 一宮寺
順拝日 20,3,18、
由緒等 寺伝によれば、大宝年間(701~3)に義淵僧正が開
基し、始めは大宝院と称し、法相宗に所属していたが、
諸国に一宮が建てられるとき、行基菩薩が洞塔を修築
し、田村神社の第一別当職となり、寺号も一宮寺に改
められた。
大同年間(806~10)に弘法大師が留まり、聖観音
像を刻んで安置し、本尊とした。
(所感)春昼の灯の天井の吊灯篭 稜子
御本尊 聖観世音菩薩
御詠歌 さぬきいち みやのみまへに あふぎきて
かみのこころを たれかしらゆう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6b/f72aa6322d4d9b3c83a6c59192cf2970.jpg)
白梅に続き、紅梅「鹿児島」が咲き始めた。春いよいよ。木々の
花芽がうれしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d7/20c846c2e5e2a01b149ee51a3ce41604.jpg)
「四国霊場巡り」満願近くに思はぬ頓挫、パソコンの不機嫌に会
い、ブログ1週間のやむを得ぬ休み。再開する。
四国霊場第79番 高照院
順拝日 20,3,17、
由緒等 弘法大師が八十場(矢蘇場)の泉(日本武尊の所縁)
を巡錫中に霊感を得て、近くの霊木で、十一面観音像
と阿弥陀如来、愛染明王を刻み、堂宇を建てて安置し
た。大師が秘法を修された時、山の鎮守金山権現が現
れ、それに舎利を感得したのでこれにちなみ金華山摩
尼珠院と号した。後の保元の戦乱で寺は焼失し、近く
の高照院を移し再建した事から高照院と呼ばれるよう
になった。
此の寺に居られた崇徳天皇が亡くなられ、やがて白峰
山で荼毘にされた。それからは天皇寺とも言はれ、崇
徳天皇を祀る白峰宮の別当に任ぜられた。
26,2、「徳さんのお遍路さん心の旅」放映を懐か
しく見た。
御本尊 十一面観世音菩薩
御詠歌 じょうらくの うきよのなかを たずぬべし
てんのうさへも さすらひぞある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/09/21ffd5948adedfa27789874ef6c0d16a.jpg)
四国霊場第80番 国分寺
順拝日 20,3,18、
由緒等 寺伝によれば天平13年(741)聖武天皇の勅に
よって、行基菩薩が開基し千手観世音を刻み安置し
た。後に弘法大師が留錫して尊像を補修され、霊場
に定めた。
右側に7重塔跡があり、15の礎石が残っており、
いまでは石造の7重塔(鎌倉時代)が建っている。
本堂の前に金堂跡があり、33個の礎石が在り、昔
は7間4面の大堂が建っていた
(所感)国分寺址てふ石や松の芯 稜子
御本尊 11面千手観世音菩薩
御詠歌 くにをわけ のやまをしのぎ てらでらに
まいれるひとをたすけましませ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/00/0a1e23f97579b96d448a81dfaee8a897.jpg)
四国霊場第81番 白峰寺
順拝日 20,3,17、
由緒等 5色台の西に在る白峰(標高336,9m)に白峰寺
はあるが、崇徳天皇の御陵が在ることで知られてい
る。
始めは弘法大師が登山して宝珠を埋めて閼伽井を掘ら
れ、後に智証大師が山上の瑞光を見て不思議に思って
いると、山の鎮守が現れて山中へ導き、霊地であるこ
とを告げたので、千手観世音を刻まれ、本尊として安
置した。
(所感)うぐひすの声を雲居の白峰寺 稜子
御本尊 千手観世音菩薩
御詠歌 しもさむく つゆしろたへの てらのうち
みなをとなふる のりのこえごえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b9/e8c96466a31f9b3ba59baec75e1cea21.jpg)
四国霊場第82番 根香寺
順拝日 20,3,17、
由緒等 弘法大師は入唐前にこの山に登って草庵を結び、霊場
とした。天長9年(832)智証大師が青峰の麓へ巡
錫した時、白髪の老翁(市之瀬明神)があらはれ「こ
こは観世音の霊地で3谷ある。毘沙門谷に行場を、法
華渓に本堂、後世谷には法華三昧の道場を造り、また、
蓮華谷の香木で本尊の観世音を刻むように」と告げた。
智証大師は山を開くにあたり市之瀬明神と山王権現を
鎮守として祀り、香木で観世音の尊像を刻んで先の老
翁の言ふ如く安置した。
香木の根の香りがあまり高いので寺名となり、川に流れ
て香るので「香川」の県名がつけられたもいふ。
御本尊 千手千眼観世音菩薩
御詠歌 よひのまの たへふるしもの きへぬれば
あとこそかねの ごんぎょうのこえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/40/e21c621ec40d0717def16f77d3fcbe4e.jpg)
四国霊場第83番 一宮寺
順拝日 20,3,18、
由緒等 寺伝によれば、大宝年間(701~3)に義淵僧正が開
基し、始めは大宝院と称し、法相宗に所属していたが、
諸国に一宮が建てられるとき、行基菩薩が洞塔を修築
し、田村神社の第一別当職となり、寺号も一宮寺に改
められた。
大同年間(806~10)に弘法大師が留まり、聖観音
像を刻んで安置し、本尊とした。
(所感)春昼の灯の天井の吊灯篭 稜子
御本尊 聖観世音菩薩
御詠歌 さぬきいち みやのみまへに あふぎきて
かみのこころを たれかしらゆう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6b/f72aa6322d4d9b3c83a6c59192cf2970.jpg)
白梅に続き、紅梅「鹿児島」が咲き始めた。春いよいよ。木々の
花芽がうれしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d7/20c846c2e5e2a01b149ee51a3ce41604.jpg)
福寿草の開花もあと少し…
本当の春が待ち遠しいです♪