ひとりで遊んでいたらテーブルの下に
きれいな新聞の写真をみつけたよ。
ーぽんぽんグライダーと一緒に飛んで
いるツルの群れー
いつもベランダに遊びにくる鳩のぽっぽ
通信のハト爺さんに見せた。
「こりゃ、絶滅寸前のアメリカシロヅルじゃ。
一時20羽までなったが、今は500羽に
増えたそうじゃ。超軽量飛行機で渡りを
手伝ってるところじゃ。にんげんが。
カナダに近いミシガン湖からフロリダまで
1900キロをな。」
「どうして飛行機なんかについて行くの?」
「卵のうちからエンジン音を聞かせて刷り
込みをやるんじゃ。すると親だと思って
ついて行くんじゃ」
「ふーん。ぼくもビニール音を刷り込み
されたかもしれないね」
「エサのビニール袋をガシャガシャやると
ハヤハヤと走り出す、あれか」
「居ても立ってもいられなくなるんだ。
なぜだか・・・」
「そりゃお前さんの場合、ただ食い意地
が張ってるだけじゃ」
とハト爺さん、冬空に飛んでいった。
「そりゃないよ。刷り込みだってば
・・・・あああ」
きれいな新聞の写真をみつけたよ。
ーぽんぽんグライダーと一緒に飛んで
いるツルの群れー
いつもベランダに遊びにくる鳩のぽっぽ
通信のハト爺さんに見せた。
「こりゃ、絶滅寸前のアメリカシロヅルじゃ。
一時20羽までなったが、今は500羽に
増えたそうじゃ。超軽量飛行機で渡りを
手伝ってるところじゃ。にんげんが。
カナダに近いミシガン湖からフロリダまで
1900キロをな。」
「どうして飛行機なんかについて行くの?」
「卵のうちからエンジン音を聞かせて刷り
込みをやるんじゃ。すると親だと思って
ついて行くんじゃ」
「ふーん。ぼくもビニール音を刷り込み
されたかもしれないね」
「エサのビニール袋をガシャガシャやると
ハヤハヤと走り出す、あれか」
「居ても立ってもいられなくなるんだ。
なぜだか・・・」
「そりゃお前さんの場合、ただ食い意地
が張ってるだけじゃ」
とハト爺さん、冬空に飛んでいった。
「そりゃないよ。刷り込みだってば
・・・・あああ」
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