郊外のお店のショーウィンドウに
ホコリだらけの黒犬くん。
何か言いたげに立ってるよ。
「ぼくは、売り物。誰か買って」
ということは、売れ残り。
「ここに並んで早10年。このまま売れないで死ぬの、いや。」
「じゃ。もうおじいちゃん?! 」
「一度でいいから売れたいっス。」
「ふ~~~ん。かわいそうだね。」
! ! ! ! ! ! ! ! !
「だからもうぉ。かわいそうって言うなって。」
「・・・・・ごめんなさい」
「孤高の犬ってホコリなんかいらなーいよー」
ホコリだらけの黒犬くん。
何か言いたげに立ってるよ。
「ぼくは、売り物。誰か買って」
ということは、売れ残り。
「ここに並んで早10年。このまま売れないで死ぬの、いや。」
「じゃ。もうおじいちゃん?! 」
「一度でいいから売れたいっス。」
「ふ~~~ん。かわいそうだね。」
! ! ! ! ! ! ! ! !
「だからもうぉ。かわいそうって言うなって。」
「・・・・・ごめんなさい」
「孤高の犬ってホコリなんかいらなーいよー」