捨て猫だった小リキが手術したよ。
ねこ先生の病院をやめたMちゃんが
連れてきて自分から先生の手伝いに
入って、タマタマをとっちゃった。
小リキは、いつの間にか大きくなって、
手術台の上でも堂々としていたよ。
ぼくは、終わったらあいつをナグサめて
やろうと待ってたけど、麻酔で眠いのか、
ぼうっとしたまま東京の東へ帰っていったよ。
帰り、かっぱ姉ちゃんが
「めんもそろそろ・・」
とシッポを撫でるので、
カメラおじさんの方へ走って抱かれたよ。
唯一ぼくを男として真っ当してやりたい
と玉取りに反対してくれているひとだもん。
「とるとるっていうけど、一度はこいつ
にも春を味わせてやりたいよ」
「こんな気の強いめんの相手してくれる
娘がいるかしら」
飼い犬の身、男はつらいよ。
「ちびとら」として捨てられた猫をMちゃんが貰い「小リキ」になった。
ねこ先生の病院をやめたMちゃんが
連れてきて自分から先生の手伝いに
入って、タマタマをとっちゃった。
小リキは、いつの間にか大きくなって、
手術台の上でも堂々としていたよ。
ぼくは、終わったらあいつをナグサめて
やろうと待ってたけど、麻酔で眠いのか、
ぼうっとしたまま東京の東へ帰っていったよ。
帰り、かっぱ姉ちゃんが
「めんもそろそろ・・」
とシッポを撫でるので、
カメラおじさんの方へ走って抱かれたよ。
唯一ぼくを男として真っ当してやりたい
と玉取りに反対してくれているひとだもん。
「とるとるっていうけど、一度はこいつ
にも春を味わせてやりたいよ」
「こんな気の強いめんの相手してくれる
娘がいるかしら」
飼い犬の身、男はつらいよ。
「ちびとら」として捨てられた猫をMちゃんが貰い「小リキ」になった。