moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

米大学の乱射殺人事件に薬物依存のイメージが重なった。

2007-04-20 | エッセー(雑文)
米大学の乱射殺人事件の報道で、気になる点がいくつかあったが、
特に、自殺の兆候があり精神治療をすすめられていたという記述は、
先ごろのインフルエンザ治療薬タミフルによる「異常行動」と
この痛ましい事件のイメージを重ねてしまった。
もしかすると、この事件は、タミフルのように、向精神薬による
「異常行動」に原因がもとめられるようになるのかもしれない。

一見テロリストの犯行声明に似ているような演出をほどこしているが、
犯人の挙動不審な様は、薬物などによる異常行動の様子に似ている気がした。

薬物が蔓延している欧米社会の歪みが、貧困層の暴発をうながしているような
気もする。
くしくも長崎市長も暴力団と思われる犯人に狙撃されているが、
ここでも、薬物による誇大妄想的な動機が垣間見える気がした。

宮崎知事のように冗談ネタにするような内容ではなく
病院治療における「薬づけ」、ドラッグストアの薬剤師問題など
薬物依存を加速させる体制には、もっとセンシティブになる
必要があるような気がした。

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