明智鉄道車窓から②

2013年06月09日 | 田園
何の変哲もない、それでいいのです。

  雑木山は頻繁には手入れされずぐちゃぐちゃで、見ると下の田んぼは起こされてもおらず、車が入るにしても狭くて不便そう
このようなところにわざわざ行って、何かしようにもまず何したらいいか思いつきもしませんし、自分には経験がないので想像しようもない。
一般の方はまずそう思われるのでないでしょうか。 第一、人んちの持ち物だし。ですから、過疎の町や村は一生懸命イベントを開催しては市街地の住民を、ほんの一時でも「おらが村」に出向かせようとするのでしょう。
土地の持ち主が いらっしゃい、お出でなさいと誘えば来て下さる方もお見えになるでしょうから。

  この写真の背景の山の斜面をご覧ください。夏になればもっと茂って、草まるけです。虫にも刺されます

仮にもし、この山の持ち主が「お客さん」をお呼びしてこの沢で何かイベントのようなものを開くとしたら、参加人数にもよりますが、それ相応の下準備をしなければならないことでしょう。下草を刈る、道をつける、食事やバーベキューの用意ができるようにしておく、お客様が疲れたらお風呂の用意。宿泊ができるようならなおよろしい。 お客様をもてなすのは大変な作業なのです。
 これは以前ご紹介した 花白温泉 を明智鉄道線路脇から撮影したものです。向こうに見える 花白温泉へは、花白駅から約15秒。全国的にも、鉄道駅に直結している数少ない温泉のひとつでしょう。

温泉に入れますので(腕のいい料理人さんがいるそうです)入浴後、食事してゆっくりできそうです。しかも そういうことを考案した地元の方々がいらっしゃいまして、田んぼに水が入り代掻き・田植えのシーズンが近づくと近くの水田で「どろんこサッカー」のようなこととかやられるようで。


ただ、花白温泉を利用した食事入浴はできますが、宿泊施設がこの近くにない。それだけは残念ですね。


http://hanashiro.net/  ← 花白温泉HP

http://yamaokakankou.com/ibento-12%20doronnko.html ← どろんこサッカーHP

最新の画像もっと見る

コメントを投稿