アルコール・コンロ

2015年04月15日 | 道具
 最先端のアルコールコンロです。

左上がフレーム。その下がコンロ本体、下の赤いのはペットボトルのキャップです。大きさの比較のために置きました。この器具がいかに小型であるか分かっていただけると思います。赤いフタの下にある箱に入れられて送られてきました。

右は風防です。

  とてもよくできたフレームです。 シンプル・イズ・ベスト を地でいっている感じ。

  本体がそのフレームの中央に収まって燃料が入り、着火されます。 右上は消火用のフタ。

  大抵、屋外では風がありますから、この様にフレームに風防を巻きつけて使います。





  燃料用アルコールを入れ、点火してみます。 「ボッ!」と勢いよく火がつきました。



 燃料面のすぐ上が燃えています。
でもだんだん、炎が拡大して、コンロ本体の淵にある小孔から炎が噴き出る形に変化してきます。
  ほら、これですね。 小孔からトレネード状に炎が噴き出ています。

 わずかな(20mL弱)アルコールで、500mLのお湯を沸かす能力
があります。一人登山にはこれで十分です。

  火を弱めるには、このようなリングをかぶせます。 淵からのトレネードがシャットダウンされ、燃料中心部からの炎に切り替わる形になります。

  消火はフタするだけでスグに消えます。

  この本体だけで、¥8,000 です。 二重アルミ構造・トレネード炎加工、高価いとみるか、そうとはとらないか。

  一式で¥14,000. やっぱ高価いですよね。  でも、この軽量さはとても魅力です。  


阿木川湖の反対側

2015年04月10日 | 田園
かの「UFO」写真の、阿木川湖です。

早朝に行って、写真撮ってきました。

  たなびく朝もやの画面右少し上方が「UFO撮影地点」になります。  ま、そんな宇宙物理的な事象はおいといて、純粋に美しい春早朝の風景です。

  朝もやたなびく湖面が、少しづつ朝日を受けて変わっていきます。


  桜の花が輝いているのがマレットゴルフ場です。阿木川湖は夏場になると一大バーベキュー場になるようで、皆様ご想像通りの「オキャクサマ」が押し寄せてそれはそれは賑やかになるそうな。
 
 でもまだ今は静寂を保っているようです。

 ついでですので、フゥフゥ言いながら道の上の方に歩を進めてみました。




  ダム湖の反対側の斜面には、このような風景が広がっていました。 「休耕田」です。イグサ科の植物が、そろそろ台頭しようとしています。

  わずかに耕作されているのは、休耕田の向こう側にぼつんとある田んぼだけ。

  4~5年も経ってしまうと、もはや復旧に手間取る放置田になってしまいます。  ↓  ここまでの圃場整備にいったいどれだけのお金と手間をかけて、どれだけの人々が関わってきたのか。  高齢化・人手不足でその努力が水の泡になっていることを思うと、とてもいたたまれません。




エダマメが食べたいので

2015年04月06日 | 種まき
 真夏に、自分で育てたエダマメを食べてみたいと思っていました。それには、そろそろ種まきの準備が必要か、と思いまして、まだ今年は雨続きのせいかなかなか気温が上がらなくてちょっと心配ではありますが、ペットボトルを利用して発芽させてみることにしました。

  底のくぼみに一粒ずつ入れて、水を注ぎ、

  乾かない様に新聞紙をかぶせます。

  入れたのは市販の早生大豆のタネ。お金出して買ったんだからちゃんと発芽してね

  別の器には、去年田んぼのアゼで作った自家製大豆のタネを二種類ばかり。こちらも、新聞紙をかぶせてから水を注ぎました。



  新聞紙をはがして見たとこる。何を蒔いたか忘れてしまうので、ラベルを貼っておきます

  こっちも。

  ペットボトル切り抜き用のはさみを使いますと、ジョキジョキ軽快に切ることができます。今回の種まき容器の余材で、土すくい用のミニスコップができちゃいました。

  この切り抜きはさみ、アルミ缶もストレスなく切ることができます。


また来るね、鳩吹山

2015年04月05日 | 
 真禅寺登り口から、再び鳩吹山の頂上へ

頂上付近には休憩場があり、結構なご年配のご婦人たちが腰かけてお話に夢中になっておられました。・・・・お嫁さんのことやら、ご主人のことやら延々と また、も少しお若いかと思われるご婦人のグループは「足八丁口八丁?!」 この山道を軽快に歩きながら「近頃は年寄の方が元気だでね。かえって若い人の方が体力ない。」などとおっしゃりながら楽しそうに下って行かれました。

  気の合うご近所さんどうし、もしくは 仲良しグループで今日のような晴れた気持ちのいい日に、「ちょっと上まで」的な感覚でみなさん登って来られるのでしょうね。どうやらこれが、鳩吹山の魅力のひとつのように思えます。お手軽に登れる「近くの登山フィールド」なわけなんです。

  眼下には平地で見慣れた製紙工場のエントツが。  ときどき漏れ匂う、硫黄系の悪臭に眉をひそめている人も、ここに登れば何かしらスカッとするのかもしれません。

  あぁ懐かしい小学校?の校庭が見えるなぁ、昔よくあのジャングルジムで遊んだなぁ。なんて思いで眺めることもできるのでしょうか。

  案内図によれば、鳩吹山の巡回ルートはまだ西側に広がっているようで、も少し足を延ばしてみたい気もしないではないのですが時間の関係もありまして、名残惜しいですが今日のところはこれでサヨナラしたいと思います。  

  向こう方面は犬山市です。  東半分を二回、登らせてもらいました。 鳩吹山よありがとう。また登らせてね。


鳩吹山-お寺からの登山口

2015年04月04日 | 
 下りてきてしまったんです。

道草好きなだけに、「あ、よさそうだな」と思ったらその誘惑に勝てない場合は十中八九、道草いたします。今回の結果は、「とてもよかった」です。でも時には「あちゃーっ、しまったぁーっ」という道草だってありますので、何はともあれ恨みっこなしですね。

幸い、時間もまだあるし、地図は頭に入ったし、再び大脇登山口に戻ってそこから東海自然歩道となっている舗装道を歩き出して次の登山ルート「真禅寺登山口」に向かいます。 

  
来ました。ここです。 やっぱりお寺さんですね、歴史を感じると申しますか時代毎に丁寧に守られゆっくりと現在に伝えられてきたという感じがします。  自然を利用したディスプレーといってしまうと大変おこがましいのですが、こうやって人々の祈りのモニュメントがゆっくりゆっくりとそこに刻まれてゆくのですね。




  このカメラ位置がズバリ!なのかわかりませんが、お釈迦さまの御姿が仰ぎ見えるよう配置してあるように思えます。

いつの頃か、気の遠くなるような大昔。鳩吹山を含めてここら一帯は太古の日本列島火山活動の中心地て゛あった。 灼熱して冷まされ曲げられて固定され・・・・・・・このような事を繰り返しながら地層の「摂理」ができた・・・・・想像は尽きません。



 のどかな桜並木。 

  やがて現れる真禅寺。 背後にお山を背負っています(でもこれは鳩吹山そのものではありませんでした、頂上はここから見えるさらに上になります)。

そして登山口。白い車のすぐウシロがそうです。 とてもひっそりとそして控えめに登山者を迎え入れてくれます。



  少し登ると眼下に真禅寺が垣間見え、眺望が少しずつ開けてきます。 と、「おおつこれは!岩山の出現だ!」


  と思いきや、実は地面すれすれで撮ったお遊びの写真でした。 普通の目線のはこれ。堅めの岩石が鳩吹山の登山ルート、やはり登山に適した履物が必要ですね。





 咲き始めのツツジや遠望を愉しみながら登っていきます。




鳩吹山-麓の公園と温泉施設

2015年04月03日 | 
  あー、そうだったんですね、市民の皆様は鳩吹山をこんな風にとらえてみえたのですね、国定公園のカタクリ群生地があって、その周辺の竹林とかを含む一帯が、地元の人々には身近かな里山だったんですね。なんかナットクしました。



  はやばやと国定公園にしていただいて良かったと思います。  商業目的の乱開発がいったん入ってしまえば、あっという間に荒廃してしまうのは目に見えていますから。




  いつまでも鳩吹山が、登山愛好家のみならずすべての人々に、「いつもそこにある山」「変わらない山」「人々の好意を集める山」・・・であってほしい。 
写真手前側が 湯の華アイランド です。 名古屋中京圏からの集客を見込んで作られた、市場を併設した温泉施設。 ・・・・立地条件はいいところに目をつけられましたね、ですが、ここらは「国定公園」ですから。地元の皆様の存在をお忘れなく。


鳩吹山-カタクリ群生地

2015年04月02日 | 
  つづら折り の急坂もようやく終わりに。 斜面を下る人々はカタクリの花が目的でしょう。

  汗をかかれたのか、手に上着を脱いでかけてみえる方もおられます。 手前の黄色いのは、珍しい四方咲きツツジの群落です。 登って来られた女性が「あぁ、こういうの(キイロツツジのこと)ってあんまり紹介してほしくないわねぇ。」とおっしゃっていました。  確かに。  下手に俗化すると、場が荒れる心配がありますものね。




 一般的な紫ピンクのツツジと違って、地面近くに花を咲かせていますし、斜面にへばりついて生活しているような植物です。  なによりもその花のつき方が独特です。キッチリ、四方を向いて咲いています。

  このように、大きくはありませんが、斜面に群落をつくっています。

そしてこれ! 現れました、カタクリのカーペット。え?どこが、って?  この写真、逆光でした。すみません。


 



  ついでに  芽だしの頃の若葉って、ホント心がジーン
きませんか?                                                                                                                   

  光線が変わると、次々にカタクリの斜面カーペットが現れます。  





  ここは国定公園だったんですね。



鳩吹山に登る2

2015年04月01日 | 

  だいぶ登って参りました。 鳩吹山の頂上は確か標高310mくらい、大脇登り口が同60mくらいでしたから、40分くらいの間に250mばかり稼いだことになります。
 ↓左へ行けば多分頂上でしょう。 右にも何か展望台があるようです。 ここはやっぱり、「道草」してしまいますね。



  イラストの案内板と違って、実際の地図の上に示された案内は「わかったようなわからないような」。イラストの方が分かりにくい時もありますし、一長一短なのかもしれません。  あぁ、カタクリ群生地!こういうのに弱いんです、行くしかありません。

  その展望台というのは、少し下りになった一角にも設けられていて、すでに大勢の方が腰かけて休んでおられるようでしたので、写真も撮らずに先に進みました。

  こっこれは! グングンぐんぐんと下りていく下り道。固い岩石でできているお山の岩肌を回り込むようにつけられた下り道。驚いたことに、パンプスで!この急斜面を下から登って来られるご婦人がいました。

  あれは木曽川ですね、残念ながら今日は春霞と黄砂?で遠望はききません。

  あの広い駐車場は? さきほどの 湯の華アイランド のそれでしょう。

  うーむ、これは一体何という植物でしょうか。 地面から直接葉っぱが出ているんですが、種から芽をだしたようには見えないし・・・・。謎です。



  生命の息吹あふれる鳩吹き山です。