いいも悪いもなさそうなので・・・・

2013年03月25日 | 森林ボランティア

持ち帰った枝(直径10cm位)の皮をむいてみました。以前、ナタを使ってやっていた頃にやたら腕が疲れるのでカマでやってみたところ、うまくいきましたので今は皮むきといえばカマ
 カマの刃がうまく当たるように、柄の付け根部分に角度がつけてあります。

むいていると、なにやらいい香りが。樹皮と木質の間から漂います。主に樹皮のにおいでしょうか




ケヤキの材には材質がいいと言われるとそうではないがあるとされてきましたが、現在はケヤキは1種類であり、材質の違いはケヤキの生育状況によって違うものとされています。

(平井信二さん著 木の事典より)


・・・・ただ処により、人により・・・・材の色や硬さの表現と、その評価がいろいろある・・・が、・・・・一応次のように考えるのが比較的妥当ではないかと思う。
・・・・その樹の育った条件によって材の性質が違ってできたものであろう。成長がよい状況、すなわち幅広い年輪が作られる場合は材の赤味が少なく重く硬い材ができる。それは成長の良否によって大径道管が並ぶ孔圏の幅がほとんど変らないのに、孔圏外の緻密な材部の形成される割合が著しく変化するからである。したがって成長のよいもの加工が困難であり、材に狂いが出やすい。・・・・・・本当に良いケヤキの材は老大木からのものと思われる。」



つまり 成長がいいと重い材となり、遅いと軽い材になるわけで、MHが伐ったのは持った感触からして重かったので成長がいい方のケヤキなのでは?もっとも、このケヤキが伐るのは初めてなので他と比較したわけではありませんが。 芯に近い部分があまり赤くないし・・・。


ケヤキは様々な用途に高級材として使用され、柱、建具、彫刻、家具材等に使われているのはご存知のとおりです。

めったに採れませんが、樹皮を剥ぐと玉杢と呼ばれるコブこぶ模様が出ている材は、美しい独特の木目が得られるので特に珍重されるようです。


やはり地元の人の言うように、これは高級材ではない、加工が難しい方の材になるんでしょうね

ここらへんのケヤキじゃどうもならんで

2013年03月23日 | 森林ボランティア
 先日頼まれていた、一人暮らしおばぁちゃんの畑横にあるケヤキ。切り倒して、玉切りにして運び出しました。




 こうやってロープを巻いて、


 軽トラで引っ張ってきて、



 あちゃーっ、またやってますね、チェーンソーばさみ。懲りん奴だこと。テコで救出できました。

 これを切っていると近くの人が通りかかって、「このへんのケヤキじゃあ、どうもならんで」と言うのです。聞くと、良質な板材にはならないとか。使えても、太い部分の赤身ぐらい、とのこと。もとよりMHには製材能力(自力・他力=製材所に出す 含めて)がありませんので、ケヤキの家具っぽい渋さには憧れますがそんなのはやっぱり夢物語

でも、せっかく筋肉痛になりながら苦労して伐った木を何かに生かしたいな、とは思うのです。



中材、ホダ木もすべて運び出し、任務終了

これぞ森林ボランティアかも!

2013年03月18日 | 森林ボランティア
 木の駅プロジェクト というのを知りました。

   http://kinoeki.org/


 間伐材利用の仕組み・体制づくり  ~搬出から利用・商品化まで~ 「木の駅プロジェクト」の顛末 というPDFもリークされています。


   www.green.or.jp/bokin/download/tokutei10-ref04.pdf

  
   丹羽 健司((NPO)夕立山森林塾 副理事長)さんの基調報告の概要です。 

「土佐の森・救援隊」林地残材活用システムを参考に、岐阜・恵那地域の人工林再生、地域再生をめざす「木の駅プロジェクト」を立ち上げた。2009 年12 月 10 戸から2週間余で軽トラ150 台分、計56tの林地残材がチップ工場等に売られる・・・・丹羽さんはこれまでに、「足助きこり塾」「とよたオイスカ森林塾」「矢森協」「伊勢・三河湾流域ネットワーク」「(NPO)都市と農山村交流スローライフセンター」「(NPO)夕立山森林塾」「(NPO)山里文化研究所」「矢作川森の健康診断」「森の健康診断」運動 09 年から夕立山森林塾で「木の駅プロジェクト」を開始、という経緯で活動されてきています。

            

    プロジェクトの柱は軽トラ この木の駅プロジェクトの柱は軽トラだと思っています。軽トラは山村の必需品です。チェーンソーもどこの家にもあります。6,000 円/t では人を雇っても商売にはなりませんが、自分の小遣い程度にはなります。地域住民、山主たちが主人公になります。これまで我々は、そこになかなかアプローチ出来ませんでした。

「木の駅」という名前を付けました。

出荷には50cm 以上、末口6cm 以上であればOKとしました。集荷場所は、地域に1,400ha ある財産区の議長さんが「うちの土場を使ってくれ」と、1ha を二枚をポンと提供してくれました。計量機が無いので、末口長さを検尺して、一年364 日開店しているスーパーに伝票を提出す・・・

            

すいませんね、字が細かくて。ちょつとの間ご辛抱を 

            

       ◆ ①>軽トラで出せる。 ②切り捨て間伐とも有効にリンクでき、プロとアマが補完しあえる。 ③人を雇っての商売にはならないけど、自分のこずかい程度にはなるほどほどの仕事「半業」がgood! ④自分だけでない、地域を丸ごと元気にするモリ券効果は絶大 ⑤人間を信頼して効率を追わない優しいシステム。 ⑥住民が主人公!ヨソ者も大切。
       ◆ 巨大プラントがなくても、恵那でも日本のどこの山村でも設置でき持続可能なモデル構築を目指した。

事前・事後の徹底調査が命

 土佐の森方式があまりにも素晴らしいので、細かいところまでも出来るだけ真似しようと思ってやりました。どこでも出来るシステムにするには、森の健康診断も同様ですが、
事前・事後の調査を徹底にやります。そうすれば、ノウハウも伝えられます。
 事前調査では、林家の多くは小規模でした。これはどこも同じで、豊田も土佐も本当一緒でした。商店はがけっぷち状態で、十数軒しかありません。
 事後調査では、搬出については、全員が予想通り、あるいは思ったより簡単、と好評でした。検尺については、大変だが、面白い、またやりたい、なんでもっと長いことやらないのか、などの意見が多かったです。モリ券にお釣りが出ないことが結構あるかと思ったのですが、みなさんお釣りが出ないように、頭を使いながらやっていました。そのゲーム性も楽しいようです。

 これを機に、これまで行かなかった商店へも行くようになりました。自分使いきれんかったモリ券は、嫁さんや孫へあげるという形で、いろいろなコミュニケーションも生まれていきました。商店もすごい喜びました
 たった1 年でこれだけ出来たというのは、言うだけは簡単ですが、こんな歴史があります。2005 年に恵那の地域で森の健康診断をやりたいということで、我々が森の健康診断のリーダーを養成するために地域に行くことになりました。しかし、毎回我々から地域に派遣するわけにはいかないので、地域で自給するため、2006 年に夕立山森林塾を創りました。夕立山森林塾は5 回で100 人を養成し、森の健康診断から、山里の木々の地元学、石積み塾、炭・・・・・
       ◆「 木の駅」に出荷・・・軽トラとチェーンソーくらいはどこも所有している。タンころ(C材)を搬出するくらいの体力と時間はある。片手間で気の向いたときに軽トラで出荷できるから気楽→儲けにならなくても、小遣いや晩酌代ぐらいには十分なる!→やる気満々→山林も時間も活用、人も地域も少し元気になる・・・・・


軽トラとチェーンソーくらいはどこも所有している> ・・・MHも、幸い、両方持っています


林業における「木の駅」効果
      下地が5 年かかりました。システムだけがいきなりポンと出来たわけでないことは知ってほしいです。目指すは流域内フェアトレード。

 木の駅でC 材は年間2,000 万円になります。このお金が、「地域から一歩も出ない金として回っていくんだよ」、「その分地域が元気になるんだよ」と言うと商店の方は唾をゴクリと飲みます。しかも、C 材だけでなく、A 材もB 材も広葉樹も集めて、木の駅を中間ステーションにして仕分けしようと考えています。今後は炭窯や木工教室、薪ストーブ・薪ボイラーなどの販売斡旋という動きも出てくるだろうと思います。そういう可能性をいっぱい秘めています。
 私たちは今まで、森を見て村を見ずだったのですが、聞き書きや森の健康診断など地域とのやりとりから、地域と一緒になるというのはどういうことなのか、ということが少しずつわかってきました。将来は、モリ券みたいな形で流域内フェアトレードがこれから出来ていくだろうと思っています。
 
・・・・・・(チェーンソーについて)認識の道具だと思いました。それまでは、手ノコでギコギコやっていた絶望感で終わるような間伐体験はやめようということで、チェーンソーを持つと認識が変わるんです。 それと同じように、地域通貨券を使い始めると考え方が変わるんです。例えば、「忘年会やろうよ」というと、いつもなら恵那の街中の駅前でやるのですが、「地域でやろうよ」という話になるのです。これは確実に人間を変えていて、そういう効果は想定外でした。この地域通貨券が一番大きな起爆剤となっています。コンクリートの中で頭デッカチでグジュグジュ考えているところから、いっぺんスパンと抜けられる、そういう認識の道具です。実際やってみてここだけは思ったのと全然・・・・



そうなんだー、キーワードはチェーンソーと軽トラ、だったんだー。なんだか勇気が湧いてきました。

銘木・ケヤキ。おばあちゃんの畑横。

2013年03月10日 | 森林ボランティア
 宙に浮いたチェーンソー? いえいえ、木に挟まれてはずれなくなっただけです。




 切る木のしなり具合、切断部分への木からの力のかかりかたを見極めてやらないと、こんな結果になります。  ェーンを傷つけないように注意して、挟まれた周囲をナタで削って救出しました。

 あとは解体ショー? 切断回数を極力少なくするために、二股の部分で切ったり、材の様子を見ながらできるだけまっすぐで同じくらいの長さの材がとれるようにしたりします。

これは、梢部分を含めた、材の持ち出しを考慮したからです。おばぁちゃんは「片付けまでやってほしい」と言われるので。一番太い部分は一人では動かせませんので、後日軽トラで引っ張り出す予定です。

 なんやかやで昼過ぎまでかかりました。

これって、森林ボランティア?

2013年03月10日 | 森林ボランティア
 一人暮らしのおばあちゃん、8年前に他界した母と同じ年だそうです、日当たりが年々悪くなるので木を切って欲しいと。見ればなかなか立派なケヤキの木。3本近接して生えているうちの真ん中の一本残しで切ることになりました。
オレゴン機にとって、最初の大仕事となる一大事業だ しっかりはたらくのだぞ。MHもオレゴンも、デビュー戦に気合い十分、まず一番太いやつを見事一気に切り倒しました。
 



 どんなもんじゃい。

でもMHは身に染みて知っているのです、これからが大変、と。
     この巨体、まだ生きてます、というかたった今、生きたまま切断されただけです。  巨体の命を大切にいただくために、これを細断して持ち帰る作業が待っているのです。  午前8時03分伐採開始、同16分倒木。たったの10分ちょっと。これからの巨体解体作業と、仕分け、移動・運搬、保存→加工と作業は続くのですが、とりあえず今日のノルマは移動運搬保存(安置)まででしょう。


ドック入り?新機種購入。

2013年02月27日 | 森林ボランティア
素人というのは、困ったものです。やってはいけないことを、ことごとくやっておりました。

チェーンバーでこぎるようにして切る。不安定な場所で片手切りする。のこぎり感覚で使っていたものですから、雑木の小さい枝切りをやりはじめたら、三回、チェーンがはずれてしまいました。そのうちとうとう、エンジンがかからなくなっちゃって。わが愛機もとうとうこれまで。ドック入り。
 もうこの機種も古すぎて、同じものを購入するよりも性能のいい他機種を買ったほうがいいような・・・。
 最近、ホームセンターで新品(売れ残り)が換えチェーンつきで15000円で売られてたものなー。売れないってことかな。

ところが、聞いたことのないメーカーですが、オレゴンのシャープナー付きで、なんと24800円の新品が。コ○○で広告の品。もう衝動買いに近い、飛びつきました。2回払いで。
黄色いのがシャープナーです。
エンジンスターターは、引いたひもが戻るときにセルが回る仕組み。今度こそ、大切に扱ってやらないと。燃料をタンク3分の1くらい入れて、ただ回すだけの馴らし運転をしました。
馴らし運転中。

30分弱後、残った燃料を抜いて養生させます。
燃料が気化できるように、ティッシュを軽くつめて終了。
シャープナー使うのが楽しみです。

森林ボランティアの準備ー木のローソク

2013年02月14日 | 森林ボランティア
 発祥は西欧あたりらしいのですが、やはりチェーンソーという機械がこれを可能にしています。

 木のローソク

 玉切りにした丸太に米印にチェーンソーで縦の切り込みを入れる。その際おがくずが出ますが、これをとっておいて米印切り込みの奥に敷きます。そして灯油があれば灯油、なければチェーンソーオイルをそのおがくずの上に垂らします。

 点火して火勢があがるのを待ち、明かりや暖房・調理などに利用します。ヒノキ材なら生木でも利用できるらしいです。木の大きさにもよりますが、燃焼時間も約5時間と充分あります。

丸太の上面が平らでありさえすれば、役目を終えるまで鍋やフライパンを置いて調理できます(上平面は中心から燃えていき、最後まで輪郭面が残る)。

 YOUTUBE画像で切れ込みの入れ方が紹介されています。


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 あまり無普及していないのは、多分丸太を運ぶ手間がかかりすぎることでしょう。これを山で切り出して(または加工して)里に運んで庭でバーベキューして、燃えカスを片付けて・・・想像すると結構面倒臭そう。やはり、せいぜい林業現場で「余技」として楽しむのが適しているのでは。

いつか森林ボランティアに参加するとしたら、仲間と現場で食事したりする時これをやってみようかな、とも思いました。

森林ボランティアの準備-チェーンソー

2013年02月06日 | 森林ボランティア
 画像を入れますと、結構容量を使ってしまいますので、文字スペースをもう少し大切に使うように心がけるようにします。

MHは長い文章を書けません。なんせ片手打ちのレベルですので。では昨日の続きから。

 愛機が生きていた(エンジンがかかる)ことが分かって、俄然やる気を出したMH。ここでしばらく愛機を見棄てていたその頃の様子が浮かんできました。→→→すぐにチェーンがはずれてしまうようになったのがキッカケでした。 金(チェーン)の切れ目が縁の切れ目  実際にチェーンが切れたわけではないのですが。 こんなボロ機械、もうだめだと思っていたわけであります。ところが、悪いのは愛情をちっともかけずに酷使をつづけていた持ち主の方でありまして、分解してみてじっくり中の様子を観察してみたらチェーンのはずれる原因がはっきりと理解できました。

チェーンは、動力部分のギアに動かされバーづたいに回転運動をします。そのバーに歯車的にかみあって動くわけですから、チェーンの張りがゆる過ぎるとバーから脱落してしまいます。逆にまた、強く張りすぎても今度は回転に支障がでますので、バーをとりつけた後も、最終的には手でチェーンを回してみて張り具合を確かめつつ、調節ネジでバーの最適位置を決めるわけです。チェーンの張りは、バーの位置によって調整するようになっています。


                
    左上の写真で、右側がバーの先端部分です。バーは、右上写真のネジのある部分にはめ込まれ、バーにはそのネジに連動する凸部分がはまる穴があいており、ここがしっかりきまっていないとバーが動いてチェーンがはずれてしまいます。左下のように、チェーンが適度な張りのある状態でバーにからんでいるのが理想です。

 首尾よくバーとチェーンが固定できましたら、チェーンの刃を研ぎます。専用の目立て機も売られていますが、慣れてきますと丸ヤスリだけで研いだ方が早いとおもいます。新品のチェーンの刃をホームセンターなどでよく観察してくるといいです。何事も節約節約 左下の写真は、ダメな例。えらそうに書きましたがまぁ、最初は誰もこんなもん?って、ごまかすMH。それと、研ぐべき刃は一つ置きに交互反対になっていますから、片側を研ぎ終わったら向きを反転させて同じように研ぐ。

      最後に、実際に切ってみた様子です。刃の研ぎがいいと切り口が滑らかになります。
 

森林ボランティアへの準備-その2

2013年02月05日 | 森林ボランティア
 登山でも旅行でも、出かける前の楽しさといったらまた格別なものがあります。
実際の工程そのものも楽しいことに違いはないのですが、出かける前は当然 準備をしなければなりませんから、
あれやこれや揃えて足して、削ってまた足して・・・。いつものことですが、ついつい余分な荷物を"同伴"
させてしまって後悔したり。
 なかなかお出かけの達人にはなれません。

今回の計画は、森林ボランティア。

まだ、どこにいくのか、場所も決まってません。それなのに一応、ボランティアの道具は最低要るだろうと
踏んで、チェーンソーの整備から入りました。MHは何かするのにまず、恰好から入るミーハーおじさん
でもお金と暇に決して恵まれてませんので、お金の足らない分は 魔法の袋=インターネット から。暇 の方は、
そこはそれ、仕事を適当に切り上げて(決してサボる、わけじゃありませんから)、知恵と勇気を周囲の神様
から頂きつつ、ミーハーおじさん、チェンソーを生き返らせることに一生懸命になったのであります。

  

 ↑ 分解(といってもカバーをはずして簡単にクリーニングしただけ)した写真です。クリックすると拡大します。
写真左側がチェーン・バーがつけられていた部分、右側奥がエンジン燃料関係です。

始動時、一度右奥のポンプで燃料タンクから25:1混合燃料をエンジン周囲に巡らせ、チョーク・レバーを引いておいてスターターを
回します(ひもを引く)。

 (あとでそれをやってみたのですが、すぐエンジンがかかりました! 以前、全然かからず半ばあきらめかけていたのがウソのようでした。)

    ← ポンプとチョーク・レバーの拡大です。次回は、チェーンの取り付けと試し切りです。

森林ボランティアへの準備

2013年01月31日 | 森林ボランティア
 MHの持っているチェンソーは、パワーメイトPMS-330A

買ってからすでに15年近く経っています。悪戦苦闘しながらも、雑木林の径40cmくらいのやつやそれらの枝落としを、延べにして30本くらい
やったでしょうか。当然、素人ですから使いっぱなしのメンテなし。切れなくなってしまいました。

刃を研がないと切れるわけありません、でも、チェンソーの刃は一見複雑で、切れる仕組みさえも最初よくわかりませんでした。
ようやく、研磨セットを買って研いでみたところよく切れるようにはなりましたが、いたぶりっぱなしのエンジン本体が音を上げて
しまって、今度はかからなくなってしまいました。

 だめでもともと、こびりついたオイルと木屑のペースト状になったものを歯ブラシでこそげ落としつつ、内部構造を調べる意味も兼ねて
ネジをはずして分解掃除しています。でもさすがにエンジン中心部のコアな所は自信がありませんのでいじらずにおきました。


今回は、フォントサイズの変更がわかりましたので、大きめの字体で読みやすくできました。

メンテの様子はまた写真をアップしてご覧いただくようにします。

森林ボランティアについて調べるーその2

2013年01月28日 | 森林ボランティア
 すいません、両手はあるのに片手打ちの私です(笑)。 そのせいにするわけではありませんが、なにせ子供の頃から作文が苦手でしたもので。

さて、前回のブログで 大内さんのお名前を間違えておりました。

  正しくは、大内正伸さんとおっしゃいます。大変失礼致しました。
この人の著書を書店で見て、買って持っております。山で暮らす愉しみと基本の技術がそれで、文もイラストもご本人のもの。
自然大好き人間にとってみれば、この本片手にすぐ明日にでも山村にでかけて、そのまま住み込みたくなってしまうような本です。

私の悪い癖なのかもしれませんが、以前、釣りに夢中になっていた頃、たっぷりと空気を含みコポコポと音を立てながら動いている
水の流れ
の中に、ロマンのようなものを感じ続けていました。簡易釣りセットを買って、魚のいそうな近所の川の瀬に釣り糸を放り込んだものです。
朝早く、または夕(ゆう)マズメを狙ってシーズンになるとそわそわ落ち着かず暇があれば出かけた懐かしい記憶があります。

 でもこの2~3年パッタリとやめてしまいました。

殺生がいけない、と達観したわけでもありません。どうも、あちこち出かけているうちに、そこここですっかり変わってしまった河川風景・田園
風景が少しずつ見えてきて、しかもそこで寂しく釣り糸を垂れていたところで「俺、なにやってんだろ」と感じるようになったかららしいです。

もう、たっぷりと空気を含みコポコポと音を立てながら動いている水の美しさは失われました。人がいなくなったからです。

つい最近までの私は、昭和30年代のひとびとと空間がそのままに近い状態でそこにある、と錯覚していたのかも知れません。

  大内さんの森林ボランティア実践は、精魂こめて住んで学んで切り開いて工夫して、そして愉しんでいる姿がありありと浮かぶのでとても
参考になります。便利になった恩恵を生かし、年齢を経た自らを見つめなおして大内さんのように新たなひとびととの繋がりが探っていけたらな、
と思っています。

まずはやってみること。初めてのブログ書きに挑戦させてもらっているのも同じ理由です。

 外はまだくそ寒いし(ToT)、実践のとりかかりはもう少し暖かくなってからにしようっと。

森林ボランティアについて調べる

2013年01月23日 | 森林ボランティア
 国土緑化推進機構という機関があって、そこのHPでどのような森林ボランティアがあるのか調べてみました。

 私の地域は岐阜県ですので、そこをクリックしますと38団体が載っておりまして、そのうち16団体が  HPを持っています。 やはりHPづたいに調べていった方が内容がよく分かりますので、ひとつひとつ 見ていきました。

 
  私の心の中には、幼少の頃味わった農村での生活風景があります。

  今と比較することはできませんが、その頃の生活には不便さがつきまといはしたものの、
  そのような中だからこそ生まれる工夫の数々がかえって私達にある種の充足感を与えてくれていた
  ように思えるのです。もうこのように便利になってしまった世の中から後戻りすることはできない
  のは分かっているのですが、単なるノスタルジアにすぎないでしょうけれど、せめて今のこの便利
  な暮らしの一部をちょっとだけ削って、昭和30年代~の暮らしを自分なりに追体験してみたいな
  、と思うのです。


 今回、森林ボランティアというのを調べてみようと思ったのは 神流アトリエ日記で大内正信さんという方がそれを実践してみえるので、それはどのようなものなのか私にもできることがあるのかどうか、あたりをつける意味でのとりかかりです。

 ざっとHPを巡ってみますと、都会(名古屋方面等)の方などに来てもらって定期的もしくは不定期に山めぐりや畑作、杉・桧林の間伐体験や木工、河川の小動物(川虫や魚類)調査をしたりしています。集まる人々も子供から保護者~中高年と年齢層・人数規模も様々なようです。 これからじっくりと見て考えたいと思います。 


 


里山の整備、といっても当然それぞれの山には持ち主がいますので勝手に入ることさえできませんものね。